米コインベース、トルコの仮想通貨市場から撤退

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コインベース(Coinbase)は11月29日、トルコの資本市場委員会(SPK)に対し、市場参入申請を取り下げたと発表した。

同社は2024年初めに、急速な成長を見せるトルコの暗号資産(仮想通貨)市場への参入を表明していた。しかし、今回の撤退決定の具体的な理由については明らかにされていない。同社の広報担当者は、報道機関からの取材に対して期限までに回答を行わなかった。

相次ぐ撤退表明

トルコの金融規制当局が同日発表した清算申請企業のリストによると、QNBデジタルアセットがコインベースと同様に清算を申請した。

さらに、Bitget、Finceptor、Koinim、Stanfex、XYZテクノロジーもトルコ市場からの撤退を決定している。

一方で、Bitfinex、BitBNS、Bitlo、OKX、Rainソフトウェアは、資産保管サービスの提供申請を通じてトルコ市場への参入を目指している。

今回の変更により、トルコでの清算申請企業は14社となった。なお、新規参入に向けた申請プロセスを進めている企業は77社に上る。

バイナンスも事業縮小

大手取引所バイナンス(Binance)も10月、トルコの規制要件に対応するため、同国での顧客紹介プログラムの終了を発表している。

市場拡大と規制強化

トルコの仮想通貨市場は拡大を続けているものの、自国通貨リラの下落で不安定な状況が続いている。海外企業は収益予測の困難さや突発的な規制変更に直面し、事業運営に課題を抱えている。

トルコ政府はデジタル資産取引所への監督強化を進めており、メフメット・シムシェック財務相は6月、仮想通貨取引の利益課税は否定したものの、将来的な取引手数料の導入を示唆している。

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