Circle社、LIBRA詐欺関連で5800万ドル相当のUSDCを凍結

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暗号資産ライター
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Daisuke F.
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監修
暗号資産ジャーナリスト
Naoki Saito
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ステーブルコイン「USDC」発行企業のCircle(サークル)は28日、LIBRAミームコイン詐欺に関連する約5800万ドル(約83億4000万円)相当のUSDCを凍結した。

凍結されたのは2つのソラナ(SOL)ウォレットで、一つは4459万ドル相当、もう一つは約1306万ドル相当のUSDCが保有されていた。

ビットコイン以外のミームコイン詐欺が拡大

LIBRAトークンは2025年2月にアルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領の支持を受けて発売されたミームコインで、発売直後に90%以上の大暴落を記録した。この暴落により、早期投資家は推定1億ドル以上の損失を被ったとされている。

法律事務所Burwick Lawのマックス・バーウィック弁護士は「ニューヨーク南部地区連邦裁判所が我々の緊急要請を認め、Circleが保有する約5765万ドルのUSDCを凍結した」と述べている。

ビットコイン(BTC)のような主要暗号資産(仮想通貨)とは異なり、ミームコインは価格変動が激しく投機的な側面が強い。

同弁護士はケルシアベンチャーズやメテオラ、デイビス兄弟らを相手取った集団訴訟を起こしており、6月9日に予備的差し止め命令の審理が予定されている。

新しい仮想通貨規制強化の契機に

今回の凍結措置は、ステーブルコイン発行企業が持つ強力な権限を示している。CircleはUSDCの発行・管理権限により、疑わしい取引に関連するアドレスを「ブラックリスト」に追加できる仕組みを持っている。

過去にもテザー(USDT)が2022年11月にFTX関連の4700万ドル相当のUSDTを凍結した事例があり、法執行機関の要請に応じた資産凍結は珍しくない。

しかし、一部の仮想通貨関係者からは、民事訴訟段階での凍結措置について懸念の声も上がっている。

新しい仮想通貨技術の普及に伴い、詐欺やマネーロンダリングなどの違法行為も増加している。今回の措置は、ステーブルコイン業界における規制強化の議論を促進する可能性があり、投資家保護とイノベーション促進のバランスが今後の焦点となる。

Circleは現在、約57億ドルの評価額でIPO準備を進めており、規制当局との協調姿勢を示すことで市場での信頼獲得を図っている。

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