ビットコインは短期下落トレンド継続か|主要仮想通貨相場分析
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私たちは、読者の皆様に対し、完全な透明性を提供することを重要視しています。当サイトの一部のコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれており、これらのリンクを通じて発生した取引に基づき、当社が手数料を受け取る場合がございます。ビットコインは、18日のアメリカ連邦準備理事会(FRB)の会合後に強い売りが発生。19日のアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)後のリスク回避の動きも売りに拍車をかけ、20日には9.2万ドルまで落ち込んだ。
ビットコインの売りを受け、イーサリアム・リップルなどの主要な仮想通貨も続いて下落。現在も仮想通貨マーケットでは重苦しい市場心理が継続している。
【12月21日最新】ビットコイン(BTC)の価格分析
ビットコイン(BTC)は上昇チャネル下限へ到達し、9.8万ドル台から9.2万ドル台へ下落した。現在は9.7万ドル台を推移している。
20日移動平均線、100日移動平均線ともに上昇していることから、ビットコインの将来価格は上目線継続と見てよいだろう。ただし、日足チャートでは19日終了時点で大陰線を形成し、ビットコインの価格は20日移動平均線を大きく下回った。
20日のビットコインの価格は上昇チャネルのサポートライン付近を推移した。一時的にサポートラインを下回ったものの、終値ではサポートラインを上回り大きな下ヒゲをつけた陽線を形成。サポートラインが機能していることが確認できた。
なお、4時間足チャートでは20日移動平均線、100日移動平均線がデッドクロス。上昇トレンドの勢いが失われつつあることを示しており、短期的な下落が発生する可能性がある。
現在は戻り高値10.28万ドル~直近安値9.2万ドルの下降波を形成しており、今週末はこの価格帯を推移すると予想される。
4時間足チャートの戻り高値10.28万ドルの上抜けが上昇の条件であり、これをクリアすることで価格は上昇チャネル上限の10.8万ドル付近まで回復するものと見込まれる。
注目すべき重要なサポートゾーンは、直近安値の9.2万ドル前後。12月6日も同価格帯で反発し、取引高も多く固い抵抗帯だと推察される。このサポート以下は取引高が少なく、下抜けした場合は下落が加速する可能性が高いため注意が必要だ。
12月21日ビットコイン(BTC)相場のキーポイント
- 短期的な下降の可能性あり
- 12月21日~12月22日の予想推移価格は9.2万ドル~10.28万ドル
- 上昇の予兆は10.28万ドル上抜け
- 注目のサポートゾーンは直近安値の9.2万ドル前後
- 9.2万ドル下抜けで下落の勢いが増す見込み
【12月21日最新】イーサリアム(ETH)の価格分析
イーサリアム(ETH)は過去最高値とほぼ同値の4,100ドルから4日間で3,100ドルへ下落。上昇チャネルを完全に下抜けし、現在は3,550ドル付近を推移している。
20日移動平均線は100日移動平均線の上に位置していることから、上目線継続と見てよいだろう。日足チャートでは、18日に大陰線を形成したことにより、イーサリアムの価格は20日移動平均線と上昇チャネルを同時に下抜けし、売りが意識され始めた。
なお、4時間足チャートでは20日移動平均線、100日移動平均線がデッドクロス。高値・安値を切り下げ下降トレンドを形成しているため、しばらく価格が低迷する可能性がある。
現在は戻り高値3,720ドル~直近安値3,090ドルの下降波を形成しており、12月21~22日の間ははこの価格帯を推移すると考えられる。
イーサリアムの価格は、4時間足チャートの戻り高値3,720ドルの上抜けにより、上昇が意識され始めると推測される。
注目すべき重要なサポートゾーンは、直近安値の3,090~3,180ドル。11月16日~11月22日にかけてサポートされた価格帯であるため、ある程度固いとは思われるが過信は禁物だ。
12月21日イーサリアム(ETH)相場のキーポイント
- 短期的には下落継続の見込み
- 12月21日~12月22日の予想推移価格は3,720ドル~3,090ドル
- 上昇の予兆は3,720ドル上抜け
- 注目のサポートゾーンは3,090~3,180ドル
【12月21日最新】リップル(XRP)の価格分析
リップル(XRP)は2.7ドルをピークに18日から下落基調に転じ、20日に1.96ドルの安値を記録。これにより、三角持ち合いのチャートパターンが出現した。現在は2.3ドル付近を推移している。
20日移動平均線は100日移動平均線の上に位置していることから、リップルの価格の長期多岐な予想は上目線だと推測される。しかしながら、日足チャートでは18日に大陰線が出現したことにより20日移動平均線を下回り、一時期な売り相場に突入したようだ。
4時間足チャートでは20日移動平均線、100日移動平均線がデッドクロスを確認。本格的な下降トレンドとは言えないものの、19日から21日にかけて2.4ドル付近で2度反発しており、上値が重い印象を受ける。
現在は三角持ち合いを形成しているので、今後しばらくはレジスタンスライン2.7ドル~サポートライン2ドルの価格帯を推移すると予想される。
12月21日リップル(XRP)相場のキーポイント
- 三角持ち合いが出現
- 2.4~2.5ドルの抵抗が機能しているため、上値は重い
- 今後しばらくは2ドル~2.7ドルの価格帯を推移する可能性が高い