バイナンス、猫ゲーム「Catizen」を新トークン獲得企画に追加

暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンスは13日、Telegramアプリ上で遊べる猫をテーマとしたゲーム「Catizen(CATI)」の新トークン獲得イベントを発表した。
このイベントは、バイナンスが「Launchpool(ローンチプール)」と呼ぶ新規トークン配布プログラムの59番目のプロジェクトとして実施される。
ユーザーは9月16日から4日間、既存の仮想通貨と引き換えにCATIを入手できるようになる。
Catizenプロジェクトとは
は、人気メッセージングアプリTelegram上で楽しめる猫テーマのゲームだ。
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このユニークなプロジェクトは、ゲーム要素とコミュニケーション機能を組み合わせ、Telegramのミニアプリとして提供される。
CATIは、このゲーム内で使用される独自の仮想通貨だ。総発行量は10億CATIで、そのうち9%(9000万CATI)が今回のイベントで配布される。
バイナンスでの取引開始時には、全体の約30.5%(3億500万CATI)が市場に出回る予定だ。
Exchange the world, Heal the world 🌏@binance @ton_blockchain @0xMantle https://t.co/4SHgUsjSsh pic.twitter.com/mvttpYoZor
— Catizen (@CatizenAI) September 13, 2024
CATI獲得イベントの詳細と参加方法
ユーザーは9月16日午前9時(日本時間)から9月20日午前8時59分(日本時間)までの4日間、BNBまたはFDUSDと呼ばれる既存の仮想通貨をイベントに預けることで、CATIを獲得できる。
この仕組みを「ファーミング」と呼び、農作物を育てるようにCATIを「収穫」するイメージだ。
配布されるCATIの85%(7650万CATI)がBNB預け入れ枠に、15%(1350万CATI)がFDUSD預け入れ枠に割り当てられる。
参加者は1時間ごとに、BNB枠で最大79,687 CATI、FDUSD枠で最大14,062 CATIを獲得できる。
ただし、一部の国や地域の居住者は法規制により参加できない場合があるため、詳細はバイナンスの公式サイトで確認する必要がある。
Catizenが注目される理由
Catizenのバイナンスのような大手仮想通貨取引所での新トークン配布イベントは、このプロジェクトにとって大きな飛躍の機会となる。
これにより、より多くの仮想通貨愛好家や投資家にプロジェクトの存在が知られ、参加しやすくなることが期待される。
前回のCatizenイベントには17万人のユーザーが参加しており、すでに高い関心が寄せられている。
Catizenの正式な取引開始は9月20日午後7時(日本時間)に予定されており、USDT、BNB、FDUSD、トルコリラとの取引ペアが利用可能になる。
この新しい企画と仮想通貨がバイナンスのサービスにどのような影響を与えるか、今後の展開が注目される。