ビットワイズ、指数リバランスでHYPE採用|DOTなどを除外

暗号資産(仮想通貨)運用会社のBitwise(ビットワイズ)は9日、主要銘柄で構成する指数のリバランスを実施した。
HYPEとXLMが新規採用
ビットワイズが提供する「Bitwise 10 Large Cap Crypto Index」の構成銘柄が更新された。
今回のリバランスにより、ハイパーリキッド(HYPE)とステラルーメン(XLM)が新たに指数へ追加された。一方で、ポルカドット(DOT)とアバランチ(AVAX)が構成銘柄から外れている。
同指数は毎月、時価総額に基づいたルールの下で再構成とリバランスが行われる。リバランス直後の構成比率は、HYPEが0.83%、XLMが0.40%となった。
上位銘柄にはビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、XRP、ソラナ(SOL)が引き続き名を連ねている。その他の構成銘柄として、カルダノ(ADA)やチェーンリンク(LINK)なども含まれる。
構成銘柄の入れ替えは、定期的な見直しプロセスとインデックス委員会の基準に従って実施された。時価総額ランキングの変動や各銘柄のウェイト最適化が、今回の変更の主な要因となっている。
仮想通貨市場の動向を正確に反映するため、厳格な基準に基づいて銘柄が選定されている。
急成長するハイパーリキッド
新たに採用されたハイパーリキッドは、オンチェーンでの取引エコシステムとして急速に規模を拡大している。2025年の取引高は2兆9,000億ドル(約469兆8,000億円)に達した。
利用者の増加と時価総額の拡大により、市場で最大級の仮想通貨の一つに成長している。
HYPEはネットワーク内でのステーキングやガバナンス、エコシステムへの参加に利用される。こうしたファンダメンタルズの強さが、時価総額ランキングの上昇と指数への採用を後押ししたとみられる。
リバランス後の構成比率は市場の変動により変化し、後のデータではHYPEの比率が上昇する場面も確認されている。
ビットワイズは2026年に入り、HYPE単体に連動する上場投資信託(ETF)の提供も開始している。
今回の指数への追加は、機関投資家向けにハイパーリキッド関連の商品展開を広げる動きの一環として位置づけられる。
市場の関心が高まる中、同社の関連プロダクトはさらに拡充される見通しだ。