ゴールドマン・サックス、XRP ETF最大保有者に|240億円規模

米金融大手のゴールドマン・サックスは10日、リップル(XRP)の上場投資信託(ETF)の最大保有者になったことが明らかとなった。
複数のXRP ETFに分散保有
米証券取引委員会(SEC)の2025年末時点の報告書によると、同社は約1億5400万ドル相当のXRP ETFを保有している。
ブルームバーグのジェームズ・セイファートETFアナリストも、XRP ETF投資家の「ごく一部」のみが提出書類の中で確認できると指摘した。
上位30社の機関投資家が保有するXRP ETFの合計額は、2億1100万ドル以上だ。同社はその中で最大の規模を誇り、市場での存在感を示した。
保有資産は直接のトークンではなく、複数の発行体に分散されている。具体的には、ビットワイズのXRP ETFを約3980万ドル保有している。また、フランクリン・テンプルトンのETFも約3840万ドル分を保有している。
さらに、グレースケールや21シェアーズが発行するXRP ETFにも資金を振り分けている。
同社はすでにビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のETFも大規模に保有している。
仮想通貨ETFの総保有額は23億ドルを超え、規制された仮想通貨市場への関与を深めている。
同社の報告書全体では1万3034件のポジションがあり、総額は8110億ドルに上る。仮想通貨の割合は小さいものの、注目すべき分散手法として捉えられている。
成熟しつつあるXRP ETF
今回の報告は、機関投資家が直接の資産管理よりも規制されたETFを好む傾向を反映している。
XRPの現物ETF市場は成熟しつつあり、累積の資金流入額は12億ドルを超えた。運用資産総額も約10億1000万ドルに達し、市場の基盤が固まりつつある。
XRP ETFは市場の低迷期にもかかわらず、安定した資金流入を記録している。ローンチ以来、資金が流出した日はわずか9日のみであり、14億ドルの純流入を達成した。
同社はソラナ(SOL)などのアルトコインETFへの関心も示しており、約1億8000万ドルを保有している。
今回の開示は市場のセンチメントを押し上げ、XRPの価格上昇にも寄与した。アナリストは、この動きをウォール街による本格的な資産蓄積の一環と分析している。個人層だけでなく、大手金融機関が市場を牽引する構図が鮮明になっている。