ソラナ初、オンチェーンのBTC取引所「APOLLO」が正式公開

Zeus Networkは27日、ソラナ(SOL)ブロックチェーン上で初となるオンチェーンビットコイン(BTC)取引所「APOLLO」を正式ローンチした。
またAPOLLOは、「zBTC」というソラナ上にビットコインと1:1で紐づけられた資産を導入。
これによりユーザーは、中央集権的な保管ソリューションに依存することなく、ソラナの分散型金融(DeFi)でビットコインを活用できるようになった。
非中央集権性と相互運用性の実現
Zeus Networkは、ソラナ仮想マシン(SVM)を活用して、ビットコインとソラナ間のシームレスな相互作用性の確保を目指している。
また、「ZeusScan」というカスタム構築されたProof of Reservesシステムを通じて、透明性とセキュリティを確保している。
その仕組みを活用して構築されたAPOLLOは、従来の中央集権的なラッピングソリューションに関連するリスクを軽減し、完全に非カストディアル(自己管理型)な環境下でのBTC運用を可能にする。
APOLLOは、ホワイトリストフェーズで5000万ドル超の取引高と50.42枚のzBTCミントを記録。
今回の動きにより、すべてのユーザーがビットコインの流動性をより高速で手数料の安いソラナネットワークで活用できるようになる。
他チェーンとの接続も検討
Zeus Networkは今後、ライトコイン(LTC)やドージコイン(DOGE)などの他のUTXOベースの資産もソラナエコシステムに導入する計画を持っている。
さらに、ユーザーは異なるバージョンのラップドビットコイン間でスワップし、それらをネイティブビットコインに引き換えることが可能になる予定だ。
開発者エンゲージメントの面では、Zeus Networkはプラットフォームをオープンソース化し、ハッカソンを開催することで開発者コミュニティを育成し、ソラナへのさらなるビットコイン流動性の統合とイノベーションを奨励する予定だ。
また、Zeus Networkは機関投資家とのコラボレーションやDeFi接続の深化を目指しており、これにより市場の効率性が大幅に向上し、ソラナベースの金融プラットフォームにより多くの資本を呼び込む可能性がある。
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