TONとLayerZeroが統合|ブロックチェーン間の相互運用性強化

ブロックチェーン
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The Open Network(TON)を運営するTON財団は11日、ブロックチェーン間の相互運用性プロトコル大手LayerZeroとの統合を発表した。

この統合によりTONチェーンは、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、トロン(TRX)など100以上のブロックチェーンネットワークとの接続が可能になる。

クロスチェーン資産転送の実現へ

今回の統合は、TONの流動性制限や他のブロックチェーン上の主要な暗号資産(仮想通貨)へのアクセス制限という課題を解決することを目指している。

TONとあらゆるチェーン間とのアクセスを可能にすることで、TONの幅広い採用への道を開く。

また、主要パートナーとして、USDTコンソーシアム、クロスチェーンブリッジのStargate、分散型金融(DeFi)のEthena(ENA)が参加。

これらのパートナーシップにより、主にテザー(USDT)などのステーブルコインを使ったブロックチェーン間の資金転送が可能になる。

TONは、USDTエコシステムの強化に力を入れており、この統合によりさらなる成長が期待されている。

TON上のUSDT流通量は、導入から5ヶ月で10億ドル(約1,520億円)を超えている。

開発環境の強化とUSDTエコシステムへの影響

LayerZeroの提供する開発ツールにより、TONのスマートコントラクトが、LayerZeroに接続された他のチェーン上のコントラクトと通信できるようになる。

また、TONが採用するFunC++などのプログラミング言語のサポートにより、開発効率が向上する。

この統合は、ブロックチェーン間の相互運用性を向上させるだけでなく、仮想通貨市場全体の発展に貢献することが期待される。

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