SC銀行、年末BTCの10万ドル・ETHの4000ドル予想を維持

スタンダードチャータード銀行のジェフリー・ケンドリックデジタル資産研究責任者は14日、暗号資産(仮想通貨)の年末の目標価格を維持するという見解を示した。
ビットコインの年末目標10万ドルを維持
ケンドリック氏は、ビットコイン(BTC)が2026年末までに10万ドルに達するという強気の予想を据え置いた。
イーサリアム(ETH)についても、年末までに4,000ドルに到達するとの見方を崩していない。
同氏は、ビットコインが最近5万9,000ドル付近まで下落したことについて言及した。これは深い弱気相場の始まりではなく、周期的な底を打った可能性が高いと分析している。
現在の状況は「仮想通貨の冬」の終わりを告げるものだと主張した。
最近の価格下落は、米国での現物ビットコイン上場投資信託(ETF)の立ち上げから始まった上昇トレンドの中での調整だと位置づけている。
機関投資家の関心は継続しており、普及率やマクロ経済の状況に基づいた評価は揺らいでいないと強調した。
下落の要因と今後の市場見通し
最近の市場の下落には、主に3つの要因が背景にあると指摘した。現物ビットコインETFからの大規模な資金流出、スペースXの新規株式公開(IPO)に関連する流動性の圧力、そしてマクロ経済のストレス緩和だ。
ETFからの資金流出が一時的に需要を減らし、機械的な売り圧力を生み出したと分析している。
また、スペースXのIPOに向けて現金を確保する投資家が、ビットコインなどの流動性の高い資産を売却した可能性もあると述べた。
一方で、金利変動の低下や金融環境の緩和といったマクロ経済の改善は、年内の仮想通貨市場を支える要因になると見込んでいる。
現物ビットコインETFへの資金流入が再開し、安定することが、底打ちを確認する重要なシグナルになると予想している。
さらに、イーサリアムは現物ETFの進展やネットワークのアップグレードにより、短期的にはビットコインを上回るパフォーマンスを示す可能性があると付け加えた。