リップル社、XRP台帳のロードマップ公開|新機能の拡充へ

リップル(XRP)
最終更新日:
暗号資産ジャーナリスト
暗号資産ジャーナリスト
Naoki Saito
筆者について

...

監修
編集長
Shunsuke Saito
筆者について

Crypto News...

最終更新日:
Cryptonewsを信頼する理由
Cryptonewsは、10年以上にわたる暗号資産(仮想通貨)の報道経験に裏付けされた、信頼に足る洞察を提供しています。経験豊富なジャーナリストやアナリストが、深い知識を駆使し、ブロックチェーン技術を実際に検証しています。厳格な編集ガイドラインを遵守し、仮想通貨プロジェクトについて、正確かつ公正な報道を徹底しています。長年の実績と質の高いジャーナリズムへの取り組みにより、Cryptonewsは暗号資産市場の信頼できる情報源となっています。会社概要も併せてご覧ください。
広告開示私たちは、読者の皆様に対し、完全な透明性を提供することを重要視しています。当サイトの一部のコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれており、これらのリンクを通じて発生した取引に基づき、当社が手数料を受け取る場合がございます。

Web3.0企業リップル社は25日、XRP台帳(XRPL)ネットワークの機関投資家向け機能拡充ロードマップを発表した。発表された計画には、多様なデジタル資産を表現できるトークン規格やデジタル資産の貸付システムなど、複数の新機能の導入が予定されている。

同社の発行する暗号資産(仮想通貨)リップルxrp logo XRP +2.76%は、過去24時間で-8%、過去7日間で-30%以上の下落を見せている。

機関投資家向け機能の拡充へ

今回発表されたロードマップには、主要な新機能として以下4つの要素が含まれている。

  • フレキシブルトークン:様々な資産(債券やコレクション品など)が表現できるデジタルトークン
  • レンディングシステム:従来の銀行を介さない直接貸付システム
  • イーサリアム仮想マシン(EVM)サイドチェーン:イーサリアム(ETH)と同等の開発環境を提供するネットワーク
  • パーミッション設定:ユーザーに提供する機能のアクセス管理できる仕組み

これらの新機能は、既存のクローバック機能(悪意のあるトークン回収)や分散型本人確認(KYC)アプリケーションと組み合わせて活用される予定である。

XRPエコシステムが拡大

この機能拡充計画は、規制遵守を前提とした金融機関向けソリューションとして、XRP台帳の信頼性と利便性を向上させる目的がある。

特に2025年中に予定されるEVMサイドチェーンの実装やネイティブスマートコントラクト機能の追加は、イーサリアムエコシステムとの結合を促進し、実体資産市場への進出も視野に入れている。

また、国際決済や法定通貨連携用に開発されているRLUSDステーブルコインは、大手オラクルサービスChainlinkとの連携により分散型金融(DeFi)エコシステムとの統合も期待されている。

規制環境の変化とXRPの今後

さらにリップル社や仮想通貨XRPを取り巻く環境では、米証券取引委員会(SEC)委員長の交代や現物上場投資信託(ETF)審査開始など、規制面での変化も見られる。

リップル社の戦略的な機能拡充により、XRP台帳の市場における位置づけがさらに強化され、XRPエコシステム全体の成長と発展を促進が期待されている。

注目記事

Industry Talk
長期視点で見る仮想通貨 投資|上場企業がBTC蓄積する背景
Takayuki Arasaki
Takayuki Arasaki
2025-03-24 20:34:42
相場分析
ドージコイン、2日間で5%上昇|市場全体の回復が上昇を後押し
Hideaki S.
Hideaki S.
2025-03-24 16:55:44
Crypto News in numbers
editors
筆者リスト + 66人
200万人+
月間読者数
250+
ガイド、レビュー記事
8年
サイト運営年数
約70人
国際的な編集チーム