Raydiumの「LaunchLab」、1週間で4,000超のトークン作成支援

ソラナ SOL -3.06%大手Raydiumが開発したミームコイン発行プラットフォーム「LaunchLab」はこのほど、16日のサービス開始から最初の1週間で、ソラナブロックチェーン上に4,000以上の新規トークン作成を促進した。
作成されたトークンのうち、42トークンが「卒業」に至っている(卒業率は約1.12%)。
「卒業」とは、Raydiumの自動マーケットメーカー(AMM)や他の取引所で外部取引を行うために必要な85 SOL(約159万円)の資金調達閾値に達することを意味する。
依然としてPump.funが優位に
LaunchLabは、2024年初頭からソラナ上で運営され、すでに60万以上のトークン作成実績を持つ既存のミームコイン発行プラットフォーム「Pump.fun」に対抗するサービスだ。
同プラットホームは、オープンソースで分散型のコミュニティ主導インターフェースとして、ソラナエコシステム内での新規トークンの発行と取引を加速させることを目指している。
Pump.funは、依然としてソラナにおける日次トークン発行数の60%以上を占め、市場での優位性を維持している。
両プラットフォームともに卒業率は1%強と類似しており、ミームコインプロジェクトが十分な流動性と取引活動を獲得する難しさを示している。
ソラナの競争激化
一方でPump.funも最近、独自の分散型取引所(DEX)である「PumpSwap」を発表している。
Pump.funで作成されたトークンは以前、Raydiumへ上場および取引されていたが、PumpSwapは無料かつ即時移行を可能にし、0.25%の低手数料(0.2%が流動性提供者、0.05%がプロトコルへ)を採用。
週間取引高が先日20億ドルを突破し、ソラナDEX市場でRaydiumに次ぐ2位に浮上。TRONとの連携やMEXCのDEX+統合も進み、流動性とユーザー体験の向上が期待される。
この競争激化は、ソラナミームコインをめぐり、プラットフォーム間の競争環境が進化していることを示している。
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