メタプラネット、5550億円調達承認|ビットコイン追加購入へ

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暗号資産ジャーナリスト
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日本のストラテジー社とも呼ばれるメタプラネットは2日、ビットコインbtc logo BTC +0.87%の保有量を増やすため、最大5550億円の資金調達が株主総会で承認されたことを明らかにした

この資金は、5億5500万株の優先株を発行することで調達する計画だ。

メタプラネットは、暗号資産(仮想通貨)を企業の財務資産として組み入れる戦略を積極的に進めている。

同社は現在、約2万BTCを保有しており、その価値は10億ドルを突破している。

積極的なビットコイン取得戦略と目標

東証上場の投資会社であるメタプラネットは、2024年4月23日にビットコイン取得戦略を開始した。

以降、急速に主要なビットコイン保有企業へと変貌を遂げた。

同社はWeb3およびブロックチェーン関連企業から、仮想通貨を財務資産の中核に据える企業へと舵を切った。

資金調達は極めて積極的だ。

これまでに無利子社債を含む14回の社債発行を完了させ、ビットコインの購入資金を確保してきた。

直近では、164億7900万円を投じて1009BTCを追加取得し、保有総額が2万BTCに到達した。

この時の平均取得価格は1ビットコインあたり10万2607ドルだった。

同社の目標は壮大である。

2026年末までに10万BTC、そして2027年末までには21万BTCの保有を目指している。

これは、ビットコインの総供給量2100万枚の約1%に相当する規模だ。

メタプラネットはビットコインを単なる準備資産ではなく、法定通貨の下落やインフレに対する戦略的なヘッジ手段と位置付けている。

このような戦略は、価格変動の大きい資産をヘッジする他の手段、例えばステーブルコインの利用とは異なるアプローチである。

資金調達の背景と市場リスク

メタプラネットの積極的な戦略を支えているのが、日本の低金利環境と比較的有利な仮想通貨関連の税制だ。

これにより、同社は社債や株式発行など多様なチャネルを通じて資金を調達することが可能になっている。

しかし、この戦略には大きなリスクも伴う。

同社の株価は2025年半ばから54%下落しており、株式の希薄化サイクルの中でビットコイン財務戦略が持つ脆弱性を示している。

特に、37億ドルにのぼる優先株や国際的な株式公募への依存は、市場の懸念材料だ。

ビットコイン価格が30%下落した場合、流動性の逼迫や過剰担保の問題が浮上する。

同社は最近も、投資家による新株予約権の行使を受け、1150万株の新株を発行した。

これはビットコインの追加購入と、過去に発行した社債の償還資金に充てられる。

また、プットオプションの権利行使価格を6万2000ドルから6万6000ドルに引き上げるなど、複雑な金融手法を駆使して戦略を支えている。

データ追跡サービスBitcoinTreasuries.netのデータによると、メタプラネットは現在、世界の企業ビットコイン保有量で6位、日本ではトップに立つ。

現在の保有量はビットコインの総流通量の約0.095%だが、今後2年でその割合を約1%まで引き上げるという野心的な計画を進めている。

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