イーサリアム、Bybit盗難事件から価格回復|補填発表の影響か
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イーサリアム(ETH)は24日、仮想通貨取引所Bybitのハッキング事件発覚から4%以上価格回復し、2800ドル水準まで値を戻した。
Bybitのハッキング事件とETH価格の回復
イーサリアムの価格上昇の動きは、仮想通貨取引所Bybitのハッキング事件の影響からの反発として注目されている。
Bybitは、推定北朝鮮のハッカーによる攻撃で14億ドル以上の損失を被ったが、2日以内にその損失を完全に補填したと発表した。
この補填の過程で、イーサリアム(ETH)の購入が重要な役割を果たした。
ETH購入と補填の詳細
オンチェーン分析プラットフォームLookonchainのブロックチェーンデータによれば、Bybitのアドレスは157,660 ETH(約4.38億ドル)を受領。
このETHは、OTC取引で購入された可能性が高いと見られる。
クジラや機関投資家によるサポートも見られ、ETHローンとして1億2700万ドル以上が提供された。
また、仮想通貨取引所Bitgetは40,000 ETH(1.06億ドル)を提供し、MEXCも12,653 stETH(約3,390万ドル)を提供した。
BybitのCEOベン・ジョウ氏は、これらの措置を通じて「ETHのギャップを完全に埋めた」と述べた。近く監査済みの準備金報告書が公開される予定だ。
これにより、Bybitは再びクライアント資産に対して100%の1:1状態に戻ったことが確認される。
【2月24日最新】イーサリアム(ETH)の価格分析
イーサリアムは、2024年の強気マーケットで値を伸ばし、2024年11月に買い相場が到来した。

イーサリアムは、2023年11月に発生したゴールデンクロスによって、長期的な上昇トレンドが示唆され、2000ドルから4000ドルという大幅な値上がりを記録した。
その後、ピークの4100ドルをつけたものの、上昇の勢いは一服し、下落に転じている。
2024年に入ってからは、2000ドルから4100ドルのレンジ内で推移しており、現在はレンジの下限とトレンドラインから反発して回復の兆しを見せている。
数ヶ月スパンで見れば、再び4000ドル付近への上昇が期待できる。

しかし、日足チャートでは1月下旬にデッドクロスが形成され、短期的には売りが優勢となる可能性が高い。
特に2月初旬に2160ドルで反発してからは回復傾向を見せているものの、チャートの形状としては依然として売り圧力が強い。
ここ2週間の価格は2500ドルから2850ドルのレンジ内での横ばいが続いており、方向感が出にくい状態だ。
2850ドルを日足実体でブレイクすれば、3300ドル付近までの上昇余地が見込める。しかし、反対に2530ドルを日足実体で下回ると、2200ドルへの下落リスクが高まる。
今後の展開としては、短期的には横ばいの動きが続きやすく、2500ドル~2850ドルの上下のレンジ内での取引が主となる。
イーサリアム相場の展望(要点)
- ここ2週間は2500ドルから2850ドルのレンジ内で推移中
- 日足実体で2850ドルをブレイクすると3300ドルまでの上昇余地あり
- 日足実体で2530ドル割れで2200ドルへの下落リスクが高まる
- 中長期的には2000ドル~4100ドルのレンジ内での動きが続く可能性
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