米DTCC、機関投資家向けDeFi対応のブロックチェーン発表

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米証券保管振替機構Depository Trust & Clearing Corporation(DTCC)は2日、機関投資家向けの分散型金融(DeFi)アプリケーションをサポートするブロックチェーンプラットホームを発表した。

このプラットフォームは、イーサリアム(ETH)クライアントのLFDTのBesuブロックチェーン上に構築され、DTCCのComposerXフレームワークを活用している。

同機関のこの動きは、機関投資家によるDeFi参入促進を図る狙いがある。

トークン化された担保を管理

このプラットホームは、トークン化された担保の管理および移動を効率化し、資本効率と流動性を向上させることを目的としている。また、従来の資産とデジタル資産の融合を促進する役割も担う。

DTCC AppChain上に構築されたこのプラットフォームは、プライバシー、セキュリティ、データ管理の強化を実現している。

DTCCのComposerXを活用することで、トークン作成と決済の合理化を図り、デジタル資産の導入を加速させる。

また、トークンの発行、配布、サービス提供、レポーティングなど、デジタル資産管理のエンドツーエンドのスケーラビリティが向上する。

市場の複雑化とコスト圧力により、高品質な担保へのニーズが高まる中、ブロックチェーン技術を使用した担保業務のリアルタイム自動化は、変動の激しい市場条件下でも複雑な取引執行をサポート可能だ。

DTCCによるDeFi展開

このプラットホーム開発は、2024年10月に立ち上げられたDTCCデジタルローンチパッドでの最初のデモンストレーションとなる。

4月23日には「The Great Collateral Experiment(偉大な担保実験)」と名付けられたライブデモを予定しており、このプラットフォームの機能とDeFiにおける将来の可能性が披露される。

DTCCは今後も、業界や規制当局と協力して、トークン化された担保のグローバルな標準化を進め、買い手側により直接的な市場アクセスを提供する計画だ。

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