DeFi Development Corporation、ソラナ保有額が5850万ドルに

DeFi Development Corporation(旧ジャノーバー)は6日、ソラナ(SOL)を約8万2404.5枚、1120万ドル(約16億160万円)相当を追加取得したと発表した。
ソラナの追加取得と積極的な拡大方針
今回の追加取得により、同社のソラナ総保有量は約400,091枚、評価額は約5850万ドル(約83億5550万円、ステーキング報酬を含む)に拡大した。
直前の4月22日時点では25万1842枚、3440万ドル(約49億1,920万円)相当を保有していたが、およそ2週間で急速に保有量を増やしている。
同社は最近、4200万ドル(約60億600万円)の資金調達を実施。
この資金を活用し、ソラナの追加取得や関連事業への投資を加速させている。
また、最大10億ドル(約1,430億円)の追加資金調達も申請しており、今後もソラナを中心とした仮想通貨投資戦略を続ける方針を示している。
ステーキングとバリデータ事業参入による運用強化
DeFi Development Corporationは保有するソラナを即座にステーキングし、運用益を積み増している。
仮想通貨ステーキングにより、同社はソラナネットワークのセキュリティ向上にも貢献できる仕組みだ。
さらに、同社は350万ドル(約5億50万円)でソラナのバリデータ事業を取得する計画も進めている。
これにより、ネットワーク運営への直接的な関与と、さらなるステーキング報酬の獲得が見込まれる。
バリデータはブロックチェーンの取引承認やネットワークの維持に不可欠な存在であり、同社の仮想通貨事業戦略の中核となる。
戦略的な仮想通貨積立方針と市場への影響
同社の取締役会は、仮想通貨の長期積立を正式な財務戦略として承認している。
ソラナを最初の主要資産とすることで、ブロックチェーン資産への分散投資と収益性の確保を図っている点が特徴だ。
一連のソラナ取得やバリデータ事業参入の発表後も、ソラナの価格は堅調に推移しており、市場では安定や前向きな投資家心理が見受けられる。
今後も企業による仮想通貨積立やネットワーク運営参加の動きが広がる可能性がある。
DeFi Development Corporationの事例は、仮想通貨を用いた新たな企業財務戦略の一例として注目されている。
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