BNB、一日で6.4%の急騰|ミームコインMubarakの上昇を受け

バイナンスコイン(BNB)の価格は17日、6.4%の上昇を記録し、一時的に今月最高値である643ドルへ到達した。
ミームコイン「Mubarak」の活発化が主因
この急騰の背景には、バイナンススマートチェーン(BSC)で発行された中東がモチーフのミームコイン「Mubarak」の取引活発化があるとされる。
仮想通貨取引所バイナンス創設者のChangpeng Zhao(CZ)氏が600ドル相当のMubarakを購入したとの報道を受け、Mubarakの価格は24時間で71%急騰した。
Mubarakの取引量の増加に伴い、BSCの分散型取引所(DEX)の取引量は記録的な高水準に達し、ソラナを超えた。
この動きがBNBの価格上昇に寄与したとみられる。
17日時点で、BNBの24時間取引量は21%増加し、17.5億ドルに達した。
また、BNBの先物未決済建玉も10.72%増加し、8.75億ドルとなり、トレーダーの強気な見通しが反映された。
さらに、BSCチェーン最大のDEXであるPancakeSwapはBNBチェーン内で最も取引量が多いプラットフォームとなり、DeFi分野での影響力を強化した。
【3月18日最新】BNBの価格分析
2024年11月からの強気市場の影響を受け、バイナンスコイン(BNB)は着実に価格を上昇させている。

特に2024年2月にはゴールデンクロスが発生し、その後、300ドル台から600ドル台への価格上昇を見せた。
このゴールデンクロスは現在も崩れる兆候がなく、長期的な強気トレンドが維持されると予想される。
しかし、2024年12月には790ドル付近でピークを迎えた後、価格は下落し、100週移動平均線との乖離を縮める形となった。
これにより、数週間スパンでは下落が有利な展開を迎える可能性が高いと考えられる。

日足チャートを見てみると、2024年2月以降、弱気市場の影響でデッドクロスが形成され、下落相場の兆候が現れた。
この間、510ドル台で二度反発したものの、上値は依然として重く、660ドル〜670ドルのレジスタンスゾーンを越えなければ上昇は加速しにくい。
このゾーンを突破した場合、730ドル付近までの上昇が期待される。
しかし、510ドルを下回ると、週足ベースでのサポートレベルである450ドルまでの下落も現実味を帯びる。
バイナンスコイン(BNB)相場の展望
- 長期的な上昇トレンドは継続する見込みだが、短期的には下落リスクも含むため、慎重な取引が必要。
- 現在のレジスタンスゾーン(660ドル〜670ドル)を日足実体が突破すると、上昇加速が期待される。
- 日足実体で510ドルを下回ると、450ドルのサポートレベルまで下落する可能性が高い。
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