バイナンス、ソラナのステーキング市場で台頭|SOL下落中で

暗号資産(仮想通貨)取引所大手バイナンスが発行する、ソラナ SOL +1.65%向け流動性ステーキングトークン「BNSOL」はこのほど、時価総額が9億ドルを超えた。
BNSOLは、ステーキングされたSOLと1:1の価値でペッグされており、ユーザーはステーキング報酬を得ながら資産の流動性を維持できる点が特徴だ。
同トークンは2024年9月の開始以来、急速にソラナのステーキング市場シェアを拡大させている。
流動性ステーキングの仕組み
通常の仮想通貨ステーキングでは、トークンをロックアップすることで報酬を得る代わりに、一定期間そのトークンを使用できなくなる。
しかし流動性ステーキングでは、今回のBNSOLのようなステーキングしたことを証明するトークン(LST)が発行される。
トークン保有者は、資産をステーキングしたまま、そのトークンを他の分散型金融(DeFi)で利用(担保利用や流動性提供など)したりが可能だ。
そのため流動性ステーキングは、ステーキングのプロセス簡素化および促進、DeFiエコシステム全体の発展を加速させる可能性が期待されている。
バイナンスは、BNSOLを発行およびソラナのステーキングプロセスの管理することで、ユーザーの手間を省き、サービスの利便性を高めている。
また、ソラナの高速な取引処理と低手数料という特性も、このサービスの魅力を高める要因となっている。
流動性ステーキング市場の競争
ソラナのステーキング市場では、Jitoの「jitoSOL」やMarinade Finance「mSOL」などが市場シェアの多くに占めている。
一方で、バイナンスだけでなく、バイビットの「bbSOL」やビットゲットの「BGSOL」などの仮想通貨取引所も、この市場に参入および成長を拡大させている。
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