AIスマートリング「Cudis」に新型モデルが登場|ソラナ活用

ソラナ(SOL) SOL -1.37%ブロックチェーンを活用した人工知能(AI)スマートリング開発のCudisは3日、新型モデルである「CUDIS 002」をリリースした。
同リングは、2024年5月の販売スタートから1万個が完売したCUDIS 001の第2世代目となるモデルだ。第1世代に比べ、色のラインナップや付属する機能が拡充されている。
ユーザーは、公式サイトから1個あたり349ドル(約5万3000円)で購入できる。ただし購入には、SOLやサークル(USDC)などの暗号資産(仮想通貨)をウォレットに入金しておく必要がある。
「Cudis」とは?
「Cudis」は、「Wear to Earn(身に付けて稼ぐ)」を実現するAIスマートリングだ。
スマートリングとは、近距離無線通信(NFC)タグ用のリーダーを備えた指輪型の小型デバイスで、健康(運動、睡眠、緊張など)データの測定および追跡が可能となっている。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により、世界的な健康意識の高まりにより、その市場規模は2032年までに2億ドルを超える市場になると予想されている(2021年時点で2300万ドル)。
同リングの特徴は、「心身の健康に報酬を与える」ことを目指していることで、健康データを提供した報酬として仮想通貨が受け取ることができる。
さらに、同リングのユーザーは、得られたデータをAIが分析およびパーソナライズされたアドバイスを受けることもできる。
第1世代のモデル「CUDIS 001」は、2024年5月に販売がスタートされ、9月末に1万個(フェーズ1:1500個/フェーズ2:8500個)が完売した。
The CUDIS Genesis Ring, or 001, has officially been sold out!
Stay tuned for the next step! pic.twitter.com/eX75SQOElN
— CUDIS (@CudisWellness) September 26, 2024
今回発表された「CUDIS 002」では、9つの指標(心拍数/HRV/VO2Max/睡眠/活力/カロリー/歩数/気温/ストレスレベル)の追跡が可能となっている。
またデータの分析においても、6つのメニュー(スポーツモード/AIコーチ/睡眠分析/メンタルウェルネスモニター/ソーシャルチャレンジ)が用意されている。
今後は、仮想通貨エアドロップも予定されており、その割り当てにつながるポイント配布も実施中だ。
今回CUDIS 002の購入者には、45日間限定で1.5倍のポイントブーストキャンペーンが提供される。
健康データの価値は5000ドル/人になる
Cudisによれば、健康データの市場は年間80億ドルとなっているが、そのほとんどが中央集権的な企業が所有している。
同リングは、それらのデータの所有権を個人へ移転および提供できるようにすることで、1人あたり年間最大5000ドル(約76億円)の収益を得る機会を与えることを目指すという。
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