予測市場大手2社、仮想通貨の無期限先物取引を提供か

仮想通貨取引所
暗号資産ライター
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予測市場プラットフォーム大手のPolymarketとKalshiは21日、暗号資産(仮想通貨)の無期限先物取引を開始する計画が明らかにされた。

予測市場大手がデリバティブ領域へ進出

Polymarketは公式X(旧Twitter)で新たなサービスを発表。

最初は予測結果に対するロングおよびショートポジションを可能にし、今後は仮想通貨や株式なども取り扱う計画だ。ビットコイン(BTC)などの資産で最大10倍のレバレッジを提供する。

また、早期アクセスのウェイトリストを開設し、イーサリアム(ETH)などのネットワーク上で取引を行う。

競合のKalshiも、27日にニューヨークで新プロダクトを発表する予定だ。最初は米ドルを担保としてビットコインなどの無期限先物を提供する。

現物価格と連動させるための資金調達率を導入し、本格的なデリバティブ取引を展開する。

Kalshiは仮想通貨部門のトップとして専門家を採用し、体制を強化している。2026年第2四半期にはステーブルコインを担保とする取引も計画している。

規制の明確化と市場シェア獲得への動き

今回の動きの背景には、米商品先物取引委員会(CFTC)による規制の明確化がある。CFTCのマイケル・セリグ委員長は、海外プラットフォームから国内へ取引高を戻すため、米国での仮想通貨先物取引を承認する計画を明らかにした。

Kalshiは証拠金取引ライセンスを、Polymarketは指定契約市場の承認をそれぞれ取得している。両社は規制に準拠した形で、レバレッジをかけた仮想通貨プロダクトを提供できるようになった。

現物取引の伸びが鈍化する中、機関投資家からの関心も継続している。

Kalshiの企業評価額は110億ドル、Polymarketは90億ドルに達している。Kalshiの年換算取引高は1,000億ドル規模に成長した。

予測市場全体の取引高も記録的な水準にあり、両社のデリバティブ市場への参入はさらなる競争の激化を予想させる。ただし、ポリマーケットの米国での利用については、州の監視など不確実な要素も残っている。

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