4月1日の仮想通貨|イランが停戦意向、ビットコインと仮想通貨株が急騰
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暗号資産(仮想通貨)市場と関連株は3月31日、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領が「戦争を終わらせる準備がある」と表明したとの複数の報道を受け、急激な上昇を見せた。
ビットコインは一時6万8000ドル超
ビットコイン価格は一時6万8000ドルを超える短期的な急騰を見せた。記事執筆時点でも、ビットコインは6万8,000ドル超えを維持しており、前日同時刻比で2.8%高となっている。
イーサリアム(ETH)はさらに大きく動き、約3.8%上昇して2100ドルを上回る水準で推移している。
仮想通貨関連株が軒並み上昇
仮想通貨取引所大手のコインベースの株価は、取引開始から約9%上昇し、175ドル前後で推移した。
ビットコインマイニングおよびAIハードウェア企業のビットディア株は12%超急騰し、一時8.98ドルまで値を上げた後、8.88ドルに落ち着いた。
半導体大手のエヌビディアも5%上昇し、173.80ドルに達した。
株式市場全体も大幅高となった。ナスダックは3.63%、S&P500は2.7%、ダウ平均は2.32%それぞれ上昇した。
イランが停戦の意向示す
ペゼシュキアン大統領の発言は、米東部時間31日午後12時45分に金融情報メディアのコベイシ・レター(The Kobeissi Letter)が報じ、その数分後にブルームバーグ(Bloomberg)もニュースアラートで伝えた。
さらに約1時間後、イラン政府の英語公式Xアカウント「Iran_GOV」も同様の内容を投稿した。
同アカウントによると、ペゼシュキアン大統領は欧州理事会のアントニオ・コスタ議長との電話会談でこの発言を行ったという。コスタ議長も同日午前、自身のXアカウントで電話会談の事実を確認した。
「イランは緊張や戦争を望んだことは一度もない。侵略の繰り返しを防ぐための必要な保証が得られるならば、この戦争を終わらせる意思がある」とペゼシュキアン大統領は述べたとされる。
戦争が始まった2月28日時点でビットコインは約6万4000ドルで取引されており、それ以降は緩やかな上昇にとどまっていた。
一方、S&P500と金はそれぞれ約5.6%、約14%下落し、原油は同期間に約40%急騰している。
仮想通貨関連株は今回の紛争を通じて、戦況に関するニュースに対して特に敏感に反応してきた。
Bitget Walletのリサーチアナリスト、レイシー・ジャン氏は、急速な緊張緩和が実現すれば「強いリスクオンの上昇相場が解放される可能性があり、ビットコインが9万ドルを超える展開もあり得る」と述べた。
ただし同氏は、停戦が実現したとしても、機関投資家の資金流入と規制の明確化がなければ持続的な上昇相場にはつながらないと警告した。
なお、ホワイトハウスはペゼシュキアン大統領の発言についてまだ声明を出しておらず、ドナルド・トランプ大統領もソーシャルメディアでこれに言及していない。
ビットコインの拡張性に挑む技術にも注目
こうしたビットコイン相場の盛り上がりを背景に、ビットコインのエコシステム拡張を目指すプロジェクトBitcoinHyper(HYPER)にも市場の関心が高まっている。
Bitcoin Hyperは、ビットコインが抱えるスケーラビリティと機能性の課題を解決することを目的とした、初のビットコインレイヤー2ネットワークとして開発が進められている。
同プロトコルは、高スループットのソラナ仮想マシン(SVM)エンジンを活用し、ビットコインを低速な決済ネットワークから完全にプログラム可能な環境へと転換することを目指している。
トランザクション手数料の支払いやステーキング報酬の受け取り、ガバナンス参加などにHYPERトークンが利用される仕組みとなっている。
プレセールでは3200万ドル以上の資金調達に成功し、投資家からの強い支持を集めた。
市場予測では2026年半ばに7ドル、長期的には採用拡大が進めば15〜20ドルに達する可能性も指摘されている。
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