予測市場KalshiとPolymarket、評価額3兆円規模の資金調達へ

予測市場プラットフォームのKalshiとPolymarketは6日、新たな資金調達に向けて投資家と初期段階の協議を行っていることが分かった。
評価額はそれぞれ約3兆円規模に
報道によると、両社はそれぞれ約200億ドルの評価額を目指して協議を進めている。これは2025年後半に記録した評価額から、およそ2倍に拡大する計算となる。
予測市場は現実世界の出来事に対する結果を予測し、暗号資産(仮想通貨)などを用いて取引を行うプラットフォームとして急速に普及している。
Kalshiは2025年12月に10億ドルを調達し、当時の評価額は約110億ドルだった。同社の年換算収益はすでに10億ドルを超えていると報告されており、業績の拡大が顕著に表れている。
一方のPolymarketは、2025年10月にインターコンチネンタル取引所から最大20億ドルの資金を受け入れた。その際の評価額は約90億ドルと算定されていた。
両社ともに短期間で企業価値を大幅に高めており、市場からの期待の大きさがうかがえる。
予測市場の急成長と今後の展開
評価額の急増は、プラットフォーム上での取引高の急激な増加が主な要因となっている。
Kalshiの建玉は4億ドルを超え、Polymarketも約3億6000万ドルに達している。
政治や経済、スポーツなどの結果を予測する市場は、リアルタイムの確率を示すツールとしてメディアや一般ユーザーから注目を集めている。
Kalshiは米商品先物取引委員会の規制下で運営されており、米国市場で完全に展開している。対照的に、ブロックチェーンを基盤とするPolymarketは現在、米国ユーザーの利用を制限している。
しかし、2026年後半には規制に準拠した形で米国でのサービス開始を計画しており、さらなる利用者層の拡大が見込まれる。
今回の資金調達協議は初期段階であり、最終的な評価額や条件は今後の交渉次第で変動する可能性もある。