YZi Labs、BNB機関向けファンドに1億ドル拠出

バイナンスコイン
暗号資産アナリスト
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最終更新日: 

YZi Labsは2日、Hash Globalが運用する機関向けファンドに1億ドルを拠出すると明かした。

YZi Labsは、暗号資産(仮想通貨)取引所大手バイナンスのベンチャー部門が名称変更した組織だ。同社は現在、100億ドルの資産を管理している。

ファンドを通じたBNBエコシステムへ参加

今回資金を拠出する「BNB Holdings Fund」は、伝統的な金融機関が規制に準拠した形でBNBエコシステムにアクセスできるよう設計されている。

YZi Labsは以前にも、Hash Globalが手掛ける一般向けの利回りファンドを支援していた。この一般向けファンドは2025年6月に開始され、8月末時点で32.5パーセントのリターンを記録している。

Hash Globalは2018年に設立され、BNBチェーンの初期バリデーターとして活動してきた。同ファンドは、機関資本が直接的なオンチェーン運用を行わずに、BNBの利回りを享受できる仕組みを提供する。

年末までに運用資産残高1億ドル、3年以内に30億ドルの達成を目標に掲げている。

ファンドの運用には、Ceffuのプラットフォームを通じた機関レベルの資産保管と、MirrorXの決済ソリューションが組み合わされている。

運用上の障壁を取り除くことで、伝統的な市場の参加者がBNBの機会にアクセスしやすい環境を整えた。

インフラ資産としてのBNBの成長

BNBチェーンは現在、1日あたり500万人以上の利用者を抱え、7億6000万のユニークアドレスを記録している。仮想通貨の時価総額も上位4位に入るなど、基盤となるインフラとしての地位を確立しつつある。

YZi LabsのElla Zhang代表は、BNBが未来の金融インフラを支える魅力的なユーティリティ資産になったと説明した。

機関採用が進む中で、BNBの役割は単なる取引手段から大きく変化している。ファンドの利回りは、BNBの価格変動だけでなく、ローンチパッドの割り当てやエアドロップ、基本的な保管利回りなど複数の要素から構成される。

Hash GlobalのKK創設者は、この仕組みを資本とエコシステム開発の構造的な一致と表現した。

BNBを伝統的市場における半導体のようなインフラ資産と位置づけ、保有者がエコシステムの成長を共有できる構造を目指している。

受動的な保有とは異なる、新しい形のアプローチだ。

YZi Labsの役割は資金提供にとどまらない。エコシステム内のパートナーとHash Globalをつなぎ、持続可能な利回り創出に向けたロードマップの構築を支援する。

Hash GlobalはすでにKGIアジアなどの伝統的な金融機関と協力しており、より幅広い層へのアプローチを進めている。

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