ビットコインETF、過去3番目の週間流出を記録|ソラナは好調

ソラナ(SOL) ビットコイン(BTC)
暗号資産ジャーナリスト
監修
最終更新日: 

暗号資産(仮想通貨)ETF市場は11月7日までの週で、記録的な資金流出を記録した。

ビットコインETFは、過去3番目に大きい12億2,000万ドルの流出を記録した。またイーサリアムETFも同様に、週間で5億800万ドルの純流出となり、こちらも過去3番目の規模だった。

一方で、ソラナETFは好調で、1億3,700万ドルの純流入を記録している。

利益確定売りが流出を主導

今回の資金流出は、2025年10月初旬にビットコイン価格が約126,000ドルまで急騰したことを受けた動きとみられる。

多くの参加者が利益を確定するために資産を売却したようだ。この流出は6日間連続で続いた償還の後に発生した。

個別に見ると、ブラックロックのIBITが週間で5億8,100万ドルの最大の純流出を記録し、フィデリティのFBTCが4億3,800万ドルで続いた。

しかし、すべてのETFが流出に見舞われたわけではない。グレイスケールのGBTCは2,161万ドル、ビットワイズのBITBは469万ドルの純流入をそれぞれ記録しており、市場参加者の間で戦略が分かれていることを示している。

パニック売りなのか?

10月10日に始まった仮想通貨市場の調整局面では、ビットコイン価格が12万ドル超から10万ドル未満へと約20%下落した。

レバレッジポジションの清算や、より安全な資産への資金移動が引き金となった。

しかし市場アナリストは、今回の流出を「パニック売りというよりは利益確定」と分析している。

多くのファンドが、価格下落期間中も高い流動性と取引量を維持していたためだ。

11月7日時点でのビットコイン価格は約101,220ドルで推移していた。

現物ETFからの大規模な流出があったものの、ビットコインETF全体の純資産総額は依然として1,380億ドルを超えている。

これは機関投資家による仮想通貨市場への関与が続いていることを示しており、過去の調整局面が新たな買い集めの機会につながった例もあることから、イーサリアムの今後などを含め、市場の安定化が注目される。

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