米国スポットビットコインETF、純流入で総額200億ドル突破
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米国で上場しているビットコイン現物ETF(スポットETF)の純資産総額が28日、200億ドル(約3兆200億円)を突破した。
初めて市場に登場した2023年10月以降、急激な資金流入が続いており、機関投資家からの関心の高さを示している。特にBlackRockが運用するIBITとFidelityのFBTCが市場をリードし、大きな資金流入を記録している。
機関投資家の関心高まる背景
この急激な資金流入の背景には複数の要因がある。まず、ETFが倫理的かつ効率的な取引手段として市場に認知されるようになったことが挙げられる。機関投資家の積極的な投資姿勢が続いていることも大きな要因だ。
特筆すべきは、イーサリアム(ETH)ETFが6日連続で資金流出を記録する中、ビットコインETFが強い支持を集め続けている点だ。この対照的な動きは、ビットコインに対する機関投資家の信頼の表れとも言える。
BlackRockとFidelityが市場をリード
ビットコイン現物ETF市場では、BlackRockのIBITが約32億ドル(約4832億円)、FidelityのFBTCが約13億ドル(約1963億円)の資金を集めており、両社が市場を牽引している。BitwiseのBITBも着実に純資産を増やしている。
2025年1月には単月で50億ドル(約7550億円)を超える資金流入を記録した。専門家の間では、2024年内に年間累積額が500億ドル(約7兆5500億円)を突破するとの見方も出ている。
日々の資金流入も活発で、例えばARKBは一日で1億9400万ドル(約293億円)の資金流入を記録するなど、時に一日で数十億ドル規模の資金が流入する急激な拡大傾向が見られる。
今後の展望と市場への影響
ビットコイン現物ETFへの資金流入が続く中、暗号資産(仮想通貨)市場全体への影響も注目されている。機関投資家がビットコインETFを通じて市場に参入することで、仮想通貨市場の安定性と信頼性が高まる可能性がある。
また、ETFを通じた投資の拡大は、ビットコイン価格の安定化や上昇にもつながる可能性があり、ビットコインETFを含む暗号資産市場全体にポジティブな影響をもたらすことが期待されている。
ただし、市場の急速な拡大に伴い、規制当局の動向や市場の変動性にも注意が必要だ。今後も機関投資家の動向やETF市場の成長パターンを注視していく必要がある。
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