レイヤー1「Sui」、預かり資産でポリゴン抜く|大手の採用進む

仮想通貨
暗号資産ジャーナリスト
暗号資産ジャーナリスト
Naoki Saito
筆者について

...

監修:
編集長
Shunsuke Saito
筆者について

Crypto News...

最終更新日: 
Cryptonewsを信頼する理由
Cryptonewsは、10年以上にわたる暗号資産(仮想通貨)の報道経験に裏付けされた、信頼に足る洞察を提供しています。経験豊富なジャーナリストやアナリストが、深い知識を駆使し、ブロックチェーン技術を実際に検証しています。厳格な編集ガイドラインを遵守し、仮想通貨プロジェクトについて、正確かつ公正な報道を徹底しています。長年の実績と質の高いジャーナリズムへの取り組みにより、Cryptonewsは暗号資産市場の信頼できる情報源となっています。会社概要も併せてご覧ください。
広告開示私たちは、読者の皆様に対し、完全な透明性を提供することを重要視しています。当サイトの一部のコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれており、これらのリンクを通じて発生した取引に基づき、当社が手数料を受け取る場合がございます。

レイヤー1ブロックチェーン「Sui(SUI)」はこのほど、預かり資産額(TVL)において、イーサリアム(ETH)のレイヤー2ブロックチェーン「ポリゴン(POL)」の数値を抜いた。Suiとポリゴンの預かり資産は、それぞれ約13億ドル(1900億円)、約10億ドル(1400億円)になっている。

また、SuiのネイティブトークンSUIの価格は、過去1ヶ月で+140%以上の上昇を見せている。

TVLが1ヶ月で+80%

Suiの預かり資産額は、過去1ヶ月で+82%の成長を見せている。特に、リキッドステーキングプロトコルが成長が顕著だ。

リキッドステーキングとは、暗号資産(仮想通貨)のステーキング利回りを獲得しながら、ステークした資産の流動性も確保できる手法となる。

「Haedal Protocol」は、過去1ヶ月で+206%の成長を見せ、TVLは約8900万ドル(130億円)と過去最高値を記録している。

また、2番目に大きいステーブルコインUSDCが、Sui上に展開されることが決定した。加えて、USDCを活用したブロックチェーン間の送金技術「CCTP」とSuiネットワークの統合も実施される。

これにより、Sui上の流動性が向上し、分散型金融(DeFi)のさらなる成長が促進されることが期待されている。

関連:サークル社、ステーブルコイン「USDC」をSuiチェーンへ発行

大手金融機関の採用も進む

大手デジタル資産運用会社のグレイスケールは、8月に新たな投資商品「SUIトラスト」を立ち上げた。これは、個人や企業が、仮想通貨SUIへの資金投入を可能にする商品だ。

執筆時点では、運用資産(AUM)が200万ドル(約2億9000万円)を超えている。

グレースケールは現在、仮想通貨に投資できる商品を20種類以上展開している。その中には、ビットコイン(BTC)やイーサリアムの上場投資信託(ETF)も発行している。

また最近は、レイヤー1ブロックチェーンのアバランチ(AVAX)や大手DeFiのMakerDAO(MKR)に投資できる商品も発行している。

関連:仮想通貨AVAX、1日で10%以上急騰|大手機関の発表が影響か

注目記事

ビットコインニュース
ノルウェーのK33、1000BTC購入へ|新株発行で約13億円調達
Naoki Saito
Naoki Saito
2025-06-19 19:28:36
ビットコインニュース
アパレル大手ANAP、ビットコイン追加購入|総額184BTCに
Naoki Saito
Naoki Saito
2025-06-19 19:04:22
Crypto News in numbers
editors
筆者リスト + 66人
200万人+
月間読者数
250+
ガイド、レビュー記事
8年
サイト運営年数
約70人
国際的な編集チーム