スイ、Cetus被害救済案を承認|凍結された230億円の返還へ

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スイsui logo SUI +1.84%ブロックチェーンのコミュニティは28日、Cetusから盗難された資産の回復に関する提案を可決した。「特別取引を通じたセタスプロトコルの盗難資産返還について」と題された提案は、現在53%近くの賛成票を獲得している。

この決定により、Sui財団とOtterSecが共同管理するマルチシグウォレットが、攻撃者のアドレスから凍結された約1億6200万ドル(約233億円)の資金を移管することになる。

Cetusから300億円超が流出

スイブロックチェーン上最大の分散型取引所(DEX)であるCetusは先日、約2億2300万ドル(約320億円)相当の暗号資産(仮想通貨)が盗難された。

攻撃者は偽トークン(BULLA等)を操作し、価格カーブと準備金ロジックの脆弱性を悪用した。この手法により、流動性プールからSUI、USDC、その他の正規資産が流出した。

盗難資金のうち、6100万ドルはイーサリアム(ETH)にブリッジ、残る1億6200万ドルがスイのバリデーターによって凍結されている。

攻撃者のウォレットは現在も1290万SUI以上を保有し、他の資産をネットワーク間でマネーロンダリングしている可能性がある。

コミュニティガバナンスと回復計画

スイコミュニティは凍結資金の回復を承認するガバナンス提案を立ち上げ、6月3日に投票が終了する予定となっている。

SUIトークン保有者は、投票の好みに応じてバリデーターに委任トークンをステーキングし、投票することが可能となっている。

一方Cetusは、自社の財務準備金やSui財団からの緊急融資、回復された凍結資産を組み合わせてユーザーに全額補償すると発表している。

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