スペースXとテスラ、合併時のビットコイン保有量3万枚超か

イーロン・マスク氏率いるスペースXとテスラはこのほど、両社が合併した場合、その合計ビットコイン(BTC)保有量は3万221 BTCに達する試算が浮上した。
スペースXの保有量がテスラを上回る
宇宙開発企業のスペースXは20日、米証券取引委員会(SEC)への提出書類で自社のビットコイン保有量を開示した。
同社が新規株式公開(IPO)に向けたS-1登録届出書の中で、同社が1万8,712 BTCを保有していることが初めて公式に確認された。
2026年3月末時点での公正価値は約12億9000万ドルと報告されている。報道によると、市場価格に換算するとその価値は約14億5000万ドルに上るという。
同社の取得原価は約6億6100万ドルだった。1枚あたりの平均取得単価は約3万5000ドルと計算できる。現在の市場価格を踏まえると、同社は数億ドル規模の含み益を抱えている状態だ。
これまで市場で推測されていた8,000 BTCという数字を大きく上回る結果となり、市場に驚きを与えた。
一方で、電気自動車大手のテスラは現在、1万1,509 BTCを保有している。
同社は2021年に15億ドル分を購入し、翌年にその約75%を売却した。それ以降は新たな購入や売却などの大きな動きを見せておらず、今回の開示でスペースXの保有量がテスラを明確に上回っていることが判明した。
合併時の仮想通貨保有量は世界有数に
市場では現在、スペースXとテスラの合併という仮説に基づく議論が活発化している。
両社を合わせたビットコイン保有規模は、現在の市場価格で約22億ドルに相当し、実現すれば世界で5番目に大きな企業保有者となる見込みだ。
両社はともにスペースXおよびテスラのイーロン・マスクCEOが率いる企業として知られている。そのため、この巨大な保有量は同氏の市場における影響力の大きさを物語っている。
また、企業の準備資産としての仮想通貨の扱いや、規制に関する議論を呼ぶ要因にもなる。現時点では、両社から合併に関する公式な発表は行われていない。
合計保有量に関する話題は、あくまで個別に開示された数字を合算した推計に基づいている。
日本でもメタプラネットのような企業が仮想通貨を準備資産とする動きを見せており、企業による保有のトレンドは拡大しつつある。