ソラナ(SOL)現物ETF、グレースケールが上場申請|5社目
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私たちは、読者の皆様に対し、完全な透明性を提供することを重要視しています。当サイトの一部のコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれており、これらのリンクを通じて発生した取引に基づき、当社が手数料を受け取る場合がございます。米大手資産運用会社グレースケールは3日、暗号資産(仮想通貨)のソラナ(SOL) SOL -3.72%への投資を可能にするファンド「Grayscale Solana Fund(GSOL)」を上場投資信託(ETF)化する申請書(19b-4フォーム)を米証券取引委員会(SEC)に提出した。
今回の申請は、GSOLを米大手証券取引所NYSE Arcaへ現物ETFとして上場を目指すものとなっている。
執筆時点でビットワイズ、ヴァンエック、21シェアーズ、カナリー・キャピタルがソラナの現物ETFの上場を申請を行っており、同社は5番目の資産運用会社となった。
1億2000万ドル以上を運用
GSOLは2021年立ち上げられ、執筆時点で1億2000万ドル(約180億円)を運用するファンドとなっている。
これは、同社が提供する仮想通貨ファンドの中で、ライトコイン(LTC)・トラストの2億7300万ドル、イーサリアムクラシック(ETC)・トラストの3億8000万ドルに次ぐ3番目に大きな規模だ。
また同社は2024年初め、ビットコイン(BTC)ファンド「GBTC」 およびイーサリアム(ETH)ファンド「ETHE」を現物ETFへ変換することに成功させている。
今回申請された19b-4フォームは、SECに規則変更に必要な書類となっている。正式な審査および取引開始には、S-1フォームの提出も必要だ。
ソラナ価格が最高値更新
ソラナ価格は、2023年から価格の回復を見せ、11月末には約3年ぶりとなる史上最高値を更新した。
この背景には、仮想通貨推進派であるドナルド・トランプ氏の当選、ソラナ基盤のエコシステム発展、SECのゲーリー・ゲンスラー委員長の退任決定などが理由として挙げられている。
今回、新たな現物ETFの申請が行われたことで、過去24時間ベースで4%以上の上昇を見せている。