ソラナ、時価総額でBNB上回る|米大統領選挙が後押しか
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本記事執筆時点の時価総額は、それぞれSOLが868億6000万ドル、BNBが837億3000万ドルとなっている。
仮想通貨SOLの価格は、過去24時間で15%以上の上昇を見せ、2024年3月の高値水準まで回復している。
このニュースは、時価総額もっとも大きい仮想通貨ビットコイン(BTC)が、約7ヶ月ぶりに最高値を更新する中で起こった。
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米大統領選挙が後押しか
今回のソラナ価格の急騰の背景としては、米国で大統領選挙において、ドナルド・トランプ氏が優勢となっていることが要因の1つとして考えられている。
今回の米大統領選挙は、2度目の大統領就任を目指すトランプ氏と米国初の女性大統領を目指すカマラ・ハリス氏が主力候補となって争われている。
開票に対する得票率は、本記事執筆時点でそれぞれトランプ氏が51%、ハリス氏が47.6%となっており、激戦州とされる7つのうち「ノースカロライナ州」ではトランプ氏勝利が確定している。
トランプ氏は、「仮想通貨推進派」として知られており、これまでも自身の非代替性トークン(NFT)コレクションの販売や「米国をビットコイン超大国にする」といった発言もしている。
そのため、同氏が大統領として就任することで、ビットコインやソラナを含む仮想通貨市場に大きな影響を与えることが期待されている。
ソラナにおいては、トランプ政権によって仮想通貨の規制の見直しが図られることで、現在いくつかの機関が申請を進める現物上場投資信託(ETF)の実現および大量の資金流入が期待されている。
スタンダード・チャータード銀行の分析官はこのような状況を加味し、「トランプ氏が選挙に勝利した場合、SOL価格は2025年末までに5倍に上昇する。」という見解を示した。
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