ミームコイン発行所Pump.fun、独自DEX「PumpSwap」発表

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ソラナ(SOL)のミームコイン発行プロトコルPump.funは20日、独自の流動性プールを活用した分散型取引所(DEX)「PumpSwap(パンプスワップ)」を発表した。

これにより同プロトコルは、ソラナ上でミームコインの作成から取引を担うプラットフォームとなった。

同プロトコルは以前から、独自DEXの構築を噂されており、DEX大手Raydiumを脅かす存在になる可能性があると話題になっていた。

「PumpSwap」とは?

新サービス「PumpSwap」は、ソラナエコシステム内で運営されるDEXとして設計され、Uniswap V2やRaydium V4と同様の定数積自動マーケットメーカー(AMM)を利用している。

この仕組みにより、ミームコインやその他のソラナ基盤の資産に対する流動性提供と取引が容易になる。

各取引には0.25%の手数料が発生し、その内訳は流動性提供者に0.20%、プロトコルに0.05%が配分される。

また、これまで発生していたRaydiumへの上場手数料(6SOL)も不要になる。

さらに、パンプスワップは収益共有メカニズムの導入を計画しており、トークン作成者が取引手数料の一部を受け取れるようになる予定だ。ただし、配分計画や実施時期の詳細はまだ発表されていない。

Raydiumとの競争関係

PumpSwapの公開は、ソラナ大手Raydiumが新たなトークン作成サービス「LaunchLab(ローンチラボ)」を開発しているという報道後に起こった。

Pump.funで発行されたトークンは、一定程度の時価総額に到達後にRaydiumの取引プールに流動性が預けられるという関係性があった。

今回のPumpSwap導入により、Raydiumとの関係を断ち切り、アクセスが容易かつ持続可能なミームコインエコシステムの基盤となることや、ソラナの分散型金融(DeFi)エコシステムの収益構造の変化をもたらす可能性がある。

ソラナRaydium、トークン発行所「LaunchLab」開発か|報道

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