パンケーキスワップがソラナで稼働、v3流動性プールを導入

大手分散型取引所(DEX)のパンケーキスワップは1日、ソラナ SOL +1.85%ブロックチェーン上でv3流動性プールを正式に稼働させた。
今回の統合により、資本効率の高い流動性提供と、0.01%という低手数料での取引が利用可能になる。
ソラナの高速かつ低遅延のインフラを活用することで、他のネットワークと比較して迅速な取引とコスト削減を実現する。
集中流動性AMMによる資本効率の向上
今回のv3プールでは、集中流動性自動マーケットメーカー(CLAMM)が採用されている。
このモデルにより、流動性提供者は自身の資金を特定の価格範囲内に集中して割り当てることが可能で、資金の利用効率が最大化および取引手数料からの収益向上につながる。
トレーダーは最安0.01%の取引手数料の恩恵を受けられる一方、流動性提供者は、提供した流動性の範囲に応じて、取引手数料の最大84%を受け取ることができる。
現在、BONK、PYUSD、EURC、CGPT、ROAM、SKATEといったソラナ基盤の資産を含むプールが利用可能となっている。
11番目の対応ブロックチェーンに
今回の展開は、パンケーキスワップのマルチチェーン戦略の一環だ。
ソラナは、毎秒最大65,000件の取引を処理できる高いスループットを誇り、取引手数料も他のネットワークに比べて格段に低い。
BNBチェーンやイーサリアム(ETH)などに続く11番目の対応ブロックチェーンとなる。
同プロトコルは、エコシステムを拡大し、効率的な取引体験を求めるユーザーを獲得することで、ソラナのDeFi市場でのシェア確保を目指している。
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