Ondo Finance、マスターカードネットにRWAトークン導入

DeFi イーサリアム(ETH)
最終更新日:
暗号資産ジャーナリスト
暗号資産ジャーナリスト
Naoki Saito
筆者について

...

監修
編集長
Shunsuke Saito
筆者について

Crypto News...

最終更新日:
Cryptonewsを信頼する理由
Cryptonewsは、10年以上にわたる暗号資産(仮想通貨)の報道経験に裏付けされた、信頼に足る洞察を提供しています。経験豊富なジャーナリストやアナリストが、深い知識を駆使し、ブロックチェーン技術を実際に検証しています。厳格な編集ガイドラインを遵守し、仮想通貨プロジェクトについて、正確かつ公正な報道を徹底しています。長年の実績と質の高いジャーナリズムへの取り組みにより、Cryptonewsは暗号資産市場の信頼できる情報源となっています。会社概要も併せてご覧ください。
広告開示私たちは、読者の皆様に対し、完全な透明性を提供することを重要視しています。当サイトの一部のコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれており、これらのリンクを通じて発生した取引に基づき、当社が手数料を受け取る場合がございます。

トークン化された現実資産(RWA)の発行を支援するOndo Financeは26日、Mastercardのマルチトークンネットワーク(MTN)に参加し、同プロトコル発行の短期米国債ファンド(OUSG)をMTN上に提供すると発表した。

これによりMTNに参加する企業は、トークン化された国債へシームレスにアクセスし、毎日の利回り収益の獲得が可能となる。

マスターカードのブロックチェーン戦略

MastercardのMTNは、API対応のブロックチェーンツールが組み込まれており、銀行は国内および国境を越えた取引を効率化できる。

これにより機関や企業は、追加の暗号資産(仮想通貨)ウォレットなどのWeb3.0インフラストラクチャやアカウントを設定することなく、ブロックチェーンへ容易にアクセスできるようになる。

MastercardのようなTradFi(伝統的金融)大手がブロックチェーンベースのネットワークを開発することは、金融業界の効率性向上やコスト削減を大きく進める事が期待されている。

ブラックロックのファンドと連携したRWA提供

Ondo Financeは、従来の金融機関とブロックチェーンの世界を橋渡しする分散型金融(DeFi)だ。

同プロトコルの発行するOUSGトークンは、資産の大半を大手資産運用会社ブラックロックのUSD Institutional Digital Liquidity Fund(BUIDL)が担保となっている。BUILDは、短期米国債を裏付けとする最大のブロックチェーンベースのマネーマーケットファンドとなっている。

今回のMastercardのネットワークへの参加により、より多くの企業が安全で効率的な方法でトークン化された資産にアクセスできるようになる。

具体的なメリットには、最低投資額や手数料の低減、投資と償還の即時性(24時間365日対応)、毎日の利息分配を現金受取できることなどが挙げられる。

注目記事

Industry Talk
仮想通貨 おすすめのリップル、SEC和解後も影響は限定的
Takayuki Arasaki
Takayuki Arasaki
2025-03-22 20:30:03
Industry Talk
マスク氏、DOGE画像を投稿|イーサリアムミームコイン急騰
Takayuki Arasaki
Takayuki Arasaki
2025-03-22 20:05:00
Crypto News in numbers
editors
筆者リスト + 66人
200万人+
月間読者数
250+
ガイド、レビュー記事
8年
サイト運営年数
約70人
国際的な編集チーム