国内取引所OKJ、イーサリアムのステーキング機能を提供へ

日本の暗号資産(仮想通貨)取引所OKJは24日、イーサリアム ETH +5.32%のステーキングサービスを6月26日午後5時から開始すると公表した。
同取引所は、2024年11月にADAのステーキングを開始しており、今回新たにETHが追加される。
最大年利2.25%を提供
OKJは、ロックアップ期間のない「フレキシブルステーキング」と期間が定められた「定期ステーキング」の2種類を提供する予定だ。
想定される年利は最大2.25%で、イーサリアム保有者にとって受動的な収益機会となる。
この動きの背景には、仮想通貨ステーキング市場全体の活況がある。
イーサリアムでは現在、3,500万ETH以上がステーキングされており、過去最高水準に達している。これは、市場の信頼感向上や、強気相場への期待がこの傾向を後押ししていると考えられる。
機関投資家の参入と規制の動向
またイーサリアム市場には、機関投資家の参入も活発化している。
大手資産運用会社のブラックロックは、一時的な売却の後、再びイーサリアムの買い増しを再開した。
グレイスケール社が申請中のイーサリアムETFにおけるステーキング許可は、現在米証券取引委員会(SEC)の審査下にある。
これが承認されれば、機関投資家がステーキング報酬を得る道が開かれる可能性がある。
こうした規制整備への期待が、OKJのような取引所のサービス拡充を促している側面もあると考えられる。
ETH価格は、史上最高値の4,600ドルから下落し、執筆時点では2,500ドル前後で推移している。ただし、売却ではなくステーキングを選択する利用者が増えている状況は、将来的な価格上昇への期待の表れとみられている。
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