マスク氏とその息子の仮想通貨DOGESON、24時間で110%上昇

実業家イーロン・マスク氏とその息子「X Æ A-12」をテーマにしたミームコイン「DOGESON」が15日、過去24時間で110%の上昇を記録した。
この急上昇の背景には、マスク氏が14日にX(旧Twitter)へ息子との写真を投稿したことがあるとみられる。
投稿に添えられた「WOULD!」という一言が投資家心理を刺激し、DOGESONへの買い注文が急増した結果、24時間の取引量は1億ドルを突破し、時価総額は16.7億ドルに達した。
DOGESONとは?
DOGESONは、実業家イーロン・マスク氏とその息子の名前をテーマにしたミームコインである。マスク氏が支持するドージコイン(DOGE) DOGE -1.16%の「息子」というコンセプトで名付けられた。
このプロジェクトはイーサリアムブロックチェーン上で運営されており、「宇宙に縛られたドージコイン」というユーモアのある物語と、分散型金融(DeFi)の要素を組み合わせている点が特徴だ。ミームコイン愛好家の間で話題となり、一定の支持を集めている。
しかし、その価値はコミュニティの盛り上がりやソーシャルメディア上での話題性に大きく依存しており、実用性や明確な価値の裏付けは存在しない。投機的な要素が強く、長期的な価値が保証されるものではない。
特に、マスク氏の投稿の影響を受けやすく、価格が急激に変動する可能性があるため、投資の際には十分な注意が必要だ。
マスク氏の言動が市場に与える影響
マスク氏は、暗号資産(仮想通貨)市場に絶大な影響力を持つ人物として知られている。特にドージコインの熱狂的な支持者である彼の言動は、同コイン価格を急騰させた事例が数多く存在する。
たとえば、次期トランプ政権下で新設予定の「政府効率化省(DOGE省)」のトップにマスク氏が就任することが決まり、さらに同省の頭文字がドージコインの略称「DOGE」と一致することが投資家心理を刺激、その結果、ドージコインの価格急騰を引き起こした。
マスク氏の発言や投稿は、ソーシャルメディアを通じて瞬時に広がり、投資家の行動に直接的な影響を与える力を持つ。特にミームコイン市場における影響は顕著であり、次期トランプ政権下でその影響力はさらに増すことが予想される。
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