高速レイヤー1「Monad」、テストネット公開|新たな提携も

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高速かつイーサリアム仮想マシン(EVM)互換性を持つレイヤー1ネットワーク「Monad(モナド)」は19日、公開テストネット環境の提供を開始した。

テストネットには、Uniswap、Magic Eden、OpenSeaなどのアプリ、OKX、Backpack、MetaMask、Rabbyなどの暗号資産(仮想通貨)ウォレットが対応している。

今回のテストネット公開は、2024 年後半のクローズドテストネット立ち上げに続く動きで、メインネット公開は2025年後半を予定している。ユーザーは、将来的な仮想通貨エアドロップの可能性も示唆されている。

新レイヤー1「Monad」

Monadの特徴は、EVM互換性を持っていながら、高速なネットワーク環境を提供している点だ。

まずEVM互換性を持っていることで、既存のイーサリアム(ETH)エコシステムで使用されているツールやライブラリをそのまま活用できる。

そのため開発者は、分散型金融(DeFi)などの新しい分散型アプリケーション(dApps)を効率的に構築することができる。

また、高性能なアーキテクチャを採用することで、スケーラビリティとセキュリティを確保しつつ、トランザクションスピードの向上を実現している。

公開テストネットでは、1 秒あたり10,000から14,000件のトランザクションを実行可能で、ブロック生成時間は当初の予測の1秒未満に短縮されるという。

これによりユーザーは、ストレスを感じることなくdAppsの利用が可能だ。

Orderly Networkとの提携も

Monadはテストネット立ち上げとともに、分散型取引所(DEX)インフラ「Orderly Network(オーダリーネットワーク)」との戦略的提携を発表した。

この提携によりMonadは、複数チェーン(BaseやArbitrumなど)にわたって提供される共有注文帳へのアクセスが可能になる。

そのため、ブロックチェーン間で発生する流動性の断片化を防ぎ、Monadエコシステムの発展に大きく貢献すると期待されている。

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