メタプラネット、ビットコイン購入のため95億円の調達へ

ビットコイン(BTC)
最終更新日:
暗号資産ライター
暗号資産ライター
Junpei
筆者について

仮想通貨(暗号資産)業界に3年以上携わってきた経験を活かして、2024年からCrypto News Japanのライターとして活動開始。

監修
編集長
Shunsuke Saito
筆者について

Crypto News...

最終更新日:
Cryptonewsを信頼する理由
Cryptonewsは、10年以上にわたる暗号資産(仮想通貨)の報道経験に裏付けされた、信頼に足る洞察を提供しています。経験豊富なジャーナリストやアナリストが、深い知識を駆使し、ブロックチェーン技術を実際に検証しています。厳格な編集ガイドラインを遵守し、仮想通貨プロジェクトについて、正確かつ公正な報道を徹底しています。長年の実績と質の高いジャーナリズムへの取り組みにより、Cryptonewsは暗号資産市場の信頼できる情報源となっています。会社概要も併せてご覧ください。
広告開示私たちは、読者の皆様に対し、完全な透明性を提供することを重要視しています。当サイトの一部のコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれており、これらのリンクを通じて発生した取引に基づき、当社が手数料を受け取る場合がございます。

日本の投資会社メタプラネットは28日、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の購入資金として、最大95億円(約6200万ドル)を調達する計画を発表した

同社は、円安が進む中でビットコインの保有量を増やすことが急務だと判断し、新株予約権(SAR)を発行することで資金を確保する。

新株予約権発行で資金調達

メタプラネットは、ケイマン諸島に拠点を置く投資ファンドEvo Fundに対し、第三者割当により新たなSARを発行する。

Evo Fundは、2024年12月16日にメタプラネット株を購入できる権利を取得する。

発行するSARは2万9000ユニットで、1ユニットあたり100株の普通株式を取得できる。価格は1ユニットあたり614円で、発行総額は1780万6000円となる。

Evo Fundがすべての権利を行使すれば、メタプラネットは約95億円を調達できる見込みだ。

ただし、この取引は金融商品取引法の規制当局の承認を条件としている。

ビットコイン保有量増加へ

メタプラネットは、調達した資金を主にビットコインの購入に充当する。

同社は以前から財務戦略を転換し、資金管理をビットコインに集中させている。

円安が進む中、ビットコインの保有量を増やすため、負債と株式発行の両方を利用する方針だ。

メタプラネットは、

「ビットコインの保有量を増やすことの緊急性を認識しており、今回の資金調達に踏み切った」

とコメントし、最近更新したビットコインの最高値を指摘した。

アジアのマイクロストラテジーと呼ばれる

メタプラネットは、アメリカ企業マイクロストラテジーと同様に、積極的にビットコインを取得する戦略で知られる。

そのため、「アジアのマイクロストラテジー」というニックネームで呼ばれている。

同社はビットコインの直接購入とオプション取引の両方を行い、保有量を増やすと同時に、取引プレミアムを通じて収益も上げている。

Bitcoin Treasuriesによると、メタプラネットは現在ビットコインを1,142枚を保有しており、現在のレートで約1億916万ドルの価値がある。

メタプラネットは先月、第11回目の新株予約権を完了し、100億円(6600万ドル)を調達した。

また今週、Bitcoin Magazineを日本で創刊するための独占ライセンス契約を締結した。

このパートナーシップは、日本のビットコインコミュニティに質の高いローカライズされたコンテンツを提供することを目的としている。

注目記事

ニュース
重要なお知らせ: BYDFi、永続取引システムのアップグレード完了!
Ikkan Kawade
Ikkan Kawade
2025-01-17 01:02:39
Industry Talk
ビットコイン急落シナリオの投資戦略、今注目すべき3銘柄
Takayuki Arasaki
Takayuki Arasaki
2025-01-08 19:40:09
Crypto News in numbers
editors
筆者リスト + 66人
200万人+
月間読者数
250+
ガイド、レビュー記事
8年
サイト運営年数
約70人
国際的な編集チーム