LINEとカカオ、新チェーン「Kaia」のメインネット公開

仮想通貨
暗号資産ジャーナリスト
暗号資産ジャーナリスト
Naoki Saito
筆者について

...

監修:
編集長
Shunsuke Saito
筆者について

Crypto News...

最終更新日: 
Cryptonewsを信頼する理由
Cryptonewsは、10年以上にわたる暗号資産(仮想通貨)の報道経験に裏付けされた、信頼に足る洞察を提供しています。経験豊富なジャーナリストやアナリストが、深い知識を駆使し、ブロックチェーン技術を実際に検証しています。厳格な編集ガイドラインを遵守し、仮想通貨プロジェクトについて、正確かつ公正な報道を徹底しています。長年の実績と質の高いジャーナリズムへの取り組みにより、Cryptonewsは暗号資産市場の信頼できる情報源となっています。会社概要も併せてご覧ください。
広告開示私たちは、読者の皆様に対し、完全な透明性を提供することを重要視しています。当サイトの一部のコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれており、これらのリンクを通じて発生した取引に基づき、当社が手数料を受け取る場合がございます。

アジアの2大メッセンジャーアプリであるLINEとカカオは28日、新たなレイヤー1ブロックチェーン「Kaia」のメインネットを公開した。

同チェーンは、LINEが開発したFinschia(フィンシア)とカカオが開発したKlaytn(クレイ)が合併して立ち上がったブロックチェーンだ。

ユーザーは高速かつ低コストで取引が可能で、メッセンジャーアプリからWeb3.0アプリケーションへのアクセスが容易になることを目指しているという。

メインネット上には、すでに8500万ドル(約120億円)以上の資金が集まっている。

テレグラム風のアプリ構築を支援

Kaiaは、開発者がLINEアプリ上にミニ分散型アプリケーション(dApps)の作成が可能になる「NEXT WEBソフトウェア開発キット(SDK)」を提供する。

これにより、「テレグラム風のネイティブアプリ統合」を実現するという。

テレグラムは、月間ユーザー数が約10億人を誇る大手メッセンジャーアプリだ。

近年、テレグラムからThe Open Network(TON)上に立ち上げられたアプリ(ゲームや金融)へのアクセスが容易になっており、ユーザー数や入金額が急速な成長を見せている。

関連:テレグラム、ゲーム利用者が年初から20倍に|TONが成長支援

Kaiaにおいても、LINEとカカオを合わせて2億5000万人といわれるユーザーへ、Web3.0アプリケーションの利用を促進することを目的としている。

開発者支援プログラムも実施

また、メインネットの立ち上げに際し、開発者支援プログラム「Kaia Wave」も開始する。

「NEXT WEB SDK」を使用してアプリ開発を行うチームは、チームごとに120万ドル(約1億7000万円)相当の支援(マーケティング、技術、ビジネスサポートなど)を受けることができる。

さらに、将来の暗号資産(仮想通貨)の生成イベント(TGE)や流動性サポートも行うという。

注目記事

スポンサード
ビットコインのレイヤー2チェーン「HYPER」プレセール開始
2025-05-17 21:11:43
金融・経済ニュース
バイナンスとクラーケン、AI活用で大規模な仮想通貨攻撃を阻止
Takayuki Arasaki
Takayuki Arasaki
2025-05-17 20:53:20
Crypto News in numbers
editors
筆者リスト + 66人
200万人+
月間読者数
250+
ガイド、レビュー記事
8年
サイト運営年数
約70人
国際的な編集チーム