バイビットのハッカー集団、ソラナミームコイン詐欺にも関与か
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オンチェーン分析アカウントZachXBTは23日、大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイビットから資金を盗み出した北朝鮮のサイバー犯罪組織ラザルスグループが、ソラナ(SOL)ネットワーク上のミームコイン詐欺にも関与している可能性があると指摘した。
同ハッカー集団は、盗難資金の一部108万ドル(約1億6,200万円)が、ソラナのミームコイン発行プラットフォームPump.funでの詐欺行為に関連する複数の仮想通貨ウォレットに送金されていたことが判明したという。
「私はバイビットのハッキングに関連した資金を受け取った920以上のアドレスを公開し、ラザルス・グループの資金洗浄者が以前パンプ・ファン経由でミームコインをローンチしたことに気づいた。」と同アカウントは述べた。
史上最大級のハッキング事件
バイビットは21日、総額14億ドル(約2,100億円)相当のイーサリアム(ETH)や関連トークン(mETHやstETHなど)が流出する史上最大規模のハッキング被害に遭った。
この事件の背後に北朝鮮のラザルスグループが存在する可能性が高いと指摘している。
さらにZachXBTの調査では、同グループが1月に発生したPhemex取引所からの2,900万ドル(約43億5,000万円)の不正流出にも関与していた可能性が示唆されている。
ソラナネットワークへの影響
この一連の事件は、ソラナエコシステムに大きな影響を与えている。特に、アルゼンチンのアビエル・ミレイ大統領が支持したLibra(LIBRA)トークンのラグプル事件では、約107億ドル(約1兆6,050億円)の資金が引き出され、投資家に大きな損失をもたらした。
これらの問題を受け、ソラナネットワークのアクティブアドレス数は2月に週平均950万件まで減少し、2023年11月の1,560万件から約40%の落ち込みを記録している。
ただし、ブロックチェーン研究者のAyloによれば、これらの問題は長期的にはソラナの成長にとってプラスに働く可能性があるという見方も示されている。
ソラナの高度な技術基盤自体は中立的であり、悪意ある活動者による不正利用とは切り離して評価する必要があるとの指摘だ。
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