バイデン氏、大統領選挙から撤退を発表|仮想通貨市場は上昇へ

ジョー・バイデン米大統領候補は22日、2024年の大統領選挙から撤退し、再選を目指さない意向を発表した。
同氏の決定は、当初は再選を考えていたが、残りの任期中は大統領としての職務を全うすることに専念するためだという。また同氏は、カマラ・ハリス副大統領を大統領候補として支持した。
このニュースを受け、暗号資産(仮想通貨)市場は一時急落を見せた。しかしその後、ビットコイン(BTC)をはじめとする主要トークンの価格は、1ヶ月以上ぶりの高値を記録している。
トランプ氏優勢か?
バイデン氏が選挙から撤退することで、ドナルド・トランプ米大統領候補が最有力候補として見られている。
仮想通貨の予想市場プラットフォームのポリマーケットの賭け手は、トランプ氏当選が優勢と考えており、執筆時点でトランプ氏が65%、ハリス氏が30%の勝率予想となっている。
しかし、ハリス氏はトランプ氏よりも一般投票を集めるとを予想されており、トランプ氏が42%、ハリス氏が43%とわずかに上回っている。
トランプ氏はこのほど、仮想通貨をし支持する動きを進めており、米国が世界の仮想通貨競争下で主導権を握ることを目指している。
また、14日の暗殺未遂事件後には、仮想通貨および同氏のNFTコレクションの価値が大きな急騰を見せた。
関連ミームコインも反応
政治をテーマとしたミームコインも、今回のニュースに反応を見せている。
バイデン氏をテーマとしたジェオ・ボーデン(BODEN)トークンは、50%以上の下落を見せた。
一方、ハリス氏をテーマにしたカマラ・ホリス(KAMA)トークンは、100%以上の上昇を見せた。
これらトークンの多くは、ソラナ(SOL)ブロックチェーン上で立ち上げされており、ミームコイン発射台であるPump.funはプラットホーム収益を大きく伸ばしている。
同プラットホームは7月上旬、1日あたりの収益がイーサリアム(ETH)ブロックチェーンを超えた日もあった。
ソラナミーム発射台Pump.fun、イーサリアムの日間収益上回る
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