iPhoneのタッチ決済、ステーブルコインUSDC支払いも実現か

仮想通貨
暗号資産ジャーナリスト
暗号資産ジャーナリスト
Naoki Saito
筆者について

...

監修:
編集長
Shunsuke Saito
筆者について

Crypto News...

最終更新日: 
Cryptonewsを信頼する理由
Cryptonewsは、10年以上にわたる暗号資産(仮想通貨)の報道経験に裏付けされた、信頼に足る洞察を提供しています。経験豊富なジャーナリストやアナリストが、深い知識を駆使し、ブロックチェーン技術を実際に検証しています。厳格な編集ガイドラインを遵守し、仮想通貨プロジェクトについて、正確かつ公正な報道を徹底しています。長年の実績と質の高いジャーナリズムへの取り組みにより、Cryptonewsは暗号資産市場の信頼できる情報源となっています。会社概要も併せてご覧ください。
広告開示私たちは、読者の皆様に対し、完全な透明性を提供することを重要視しています。当サイトの一部のコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれており、これらのリンクを通じて発生した取引に基づき、当社が手数料を受け取る場合がございます。

米テック企業大手アップルは14日、iPhoneの次期オペレーティングシステム(OS)である「iOS 18.1」の内容を公開した。

このアップデートが完了すれば、iPhoneのアプリやサービス開発者が、Apple PayやApple Wallet以外のアプリ内で近距離無線通信(NFC)を使った決済が提供可能になるという。

USDCを使ったタッチ決済実現か

この発表に対し、ステーブルコイン大手USDCを開発する米サークル社のジェレミー・アレールCEOは、USDCを使ったタッチ決済の実現を以下のように示唆した。

「iPhoneでUSDCを使ったタップ決済が間もなく可能に。ウォレット開発者の皆さん、エンジンをかけてください。」

USDCは、米ドルの価値に連動した暗号資産(仮想通貨)で、執筆時点の時価総額は5兆円(340億ドル)を超える。

NFC処理の送信機能を開放

「iOS 18.1」では、開発者に「Secure Element(セキュアエレメント)」という機能が開放される。これは、アプリ内で起こったNFC処理の送信を許可する機能だ。

これによりユーザーは、アプリを直接開く、もしくはiPhoneのサイドボタンをダブルクリックしてアプリを開く(設定が必要)ことで、決済を開始できるようになる。

この機能を活用すれば、iPhoneのサイドボタンをダブルクリックして仮想通貨の決済アプリを開き、USDCなど仮想通貨を用いたタッチ決済が可能になるという。

ただし機能の利用には、アップルと商業契約を結び、手数料を支払う必要がある。

決済アプリを構築するための関連機能は、日本、米国、英国、オーストラリア、ブラジル、カナダ、ニュージーランドで利用可能になる予定だ。

注目記事

アルトコインニュース
韓国、仮想通貨ETF承認へ|2025年後半にロードマップ実施
Naoki Saito
Naoki Saito
2025-06-22 03:10:05
アルトコインニュース
テザー、サーバー不要のパスワード管理PearPass開発へ
Naoki Saito
Naoki Saito
2025-06-22 02:23:40
Crypto News in numbers
editors
筆者リスト + 66人
200万人+
月間読者数
250+
ガイド、レビュー記事
8年
サイト運営年数
約70人
国際的な編集チーム