イーサリアム、2030年には2万2000ドルを超える|VanEckレポート
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同レポートは、ETH価格は2030年までに2万2000ドルに達すると予測しており、執筆時点の価格から5倍以上に上昇する計算となる。
この予測は、イーサリアムの過去の成長率、現物ETF承認後の取引増加、潜在的な市場規模の拡大などを元に算出されている。
Web2ビジネスを超える収益性に期待
ETHは、イーサリアムブロックチェーンを利用した際に発生するガス料金として支払われる「デジタル石油」となる。
ガス料金の一部はバーン(焼却)によって流通から除去されるが、残りはイーサリアムの収益となっている。
同チェーンは現在、ガス料金から収益の約24%を得ており、グーグルやアップルのような大手テック企業がアプリストアに登録されたサービスから得ている収益率(約30%)に迫っている。
同チェーンのアクティブユーザー数は、過去4年間で約9倍に増加しており、年間収益は現在の34億ドルから2030年には510億ドルまで成長すると予測している。
同レポートでは、このWeb2ビジネスをしのぐ収益性の高さは、エコシステム参加者やETH需要を高めるだろうと指摘した。
取引量増加や市場拡大
また同レポートは、ETH取引量の増加やイーサリアムエコシステム拡大なども、価格に大きく影響するであろうと述べた。
ETHは5月に米国で現物ETFが承認されたことで、取引量の増加が予測されている。
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また、イーサリアムが仮想通貨以外の市場(AIなど)にも進出するだろうと予測しており、ネットワークの潜在市場規模は15兆ドルに達すると推定している。
このような取引量増加や市場拡大から、ETH価格の上昇に大きく貢献するであろうと述べている。
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