イーサリアム、2030年には2万2000ドルを超える|VanEckレポート

イーサリアム(ETH) 仮想通貨
最終更新日:
仮想通貨ジャーナリスト
仮想通貨ジャーナリスト
Naoki Saito
筆者について

...

監修:
編集長
Shunsuke Saito
筆者について

Crypto News...

最終更新日:
Cryptonewsを信頼する理由
Cryptonewsは、10年以上にわたる暗号資産(仮想通貨)の報道経験に裏付けされた、信頼に足る洞察を提供しています。経験豊富なジャーナリストやアナリストが、深い知識を駆使し、ブロックチェーン技術を実際に検証しています。厳格な編集ガイドラインを遵守し、仮想通貨プロジェクトについて、正確かつ公正な報道を徹底しています。長年の実績と質の高いジャーナリズムへの取り組みにより、Cryptonewsは暗号資産市場の信頼できる情報源となっています。会社概要も併せてご覧ください。
広告開示私たちは、読者の皆様に対し、完全な透明性を提供することを重要視しています。当サイトの一部のコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれており、これらのリンクを通じて発生した取引に基づき、当社が手数料を受け取る場合がございます。

イーサリアムの2030年の価格

大手資産運用会社であるVanEck(ヴァンエック)は5日、2030年におけるイーサリアム(ETH)の価格などを分析したレポートを公開した。

同レポートは、ETH価格は2030年までに2万2000ドルに達すると予測しており、執筆時点の価格から5倍以上に上昇する計算となる。

この予測は、イーサリアムの過去の成長率、現物ETF承認後の取引増加、潜在的な市場規模の拡大などを元に算出されている。

Web2ビジネスを超える収益性に期待

暗号資産(仮想通貨)

ETHは、イーサリアムブロックチェーンを利用した際に発生するガス料金として支払われる「デジタル石油」となる。

ガス料金の一部はバーン(焼却)によって流通から除去されるが、残りはイーサリアムの収益となっている。

同チェーンは現在、ガス料金から収益の約24%を得ており、グーグルやアップルのような大手テック企業がアプリストアに登録されたサービスから得ている収益率(約30%)に迫っている。

同チェーンのアクティブユーザー数は、過去4年間で約9倍に増加しており、年間収益は現在の34億ドルから2030年には510億ドルまで成長すると予測している。

同レポートでは、このWeb2ビジネスをしのぐ収益性の高さは、エコシステム参加者やETH需要を高めるだろうと指摘した。

取引量増加や市場拡大

また同レポートは、ETH取引量の増加やイーサリアムエコシステム拡大なども、価格に大きく影響するであろうと述べた。

ETHは5月に米国で現物ETFが承認されたことで、取引量の増加が予測されている。

イーサリアムETF、100万ETH以上の資金流入に貢献か|K33リサーチ

また、イーサリアムが仮想通貨以外の市場(AIなど)にも進出するだろうと予測しており、ネットワークの潜在市場規模は15兆ドルに達すると推定している。

このような取引量増加や市場拡大から、ETH価格の上昇に大きく貢献するであろうと述べている。

注目記事

Industry Talk
2025年、次のリップル(XRP)となりえる新しい仮想通貨5選
Eiji M.
Eiji M.
2025-03-14 22:43:36
Industry Talk
新興ミームコイン「BTC Bull」、ICOで350万ドル調達
Takayuki Arasaki
Takayuki Arasaki
2025-03-14 20:47:20
Crypto News in numbers
editors
筆者リスト + 66人
200万人+
月間読者数
250+
ガイド、レビュー記事
8年
サイト運営年数
約70人
国際的な編集チーム