Q-Dayリスクに備えるBMIC、量子耐性ウォレットの開発加速
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暗号資産(仮想通貨)プロジェクトのBMICは5日、量子耐性ウォレットの開発を進めるためのプレセールで、53万ドルの資金調達を達成しました。
Q-DayリスクとBMICの対策
「Q-Day」と呼ばれる量子コンピューターの実用化が進むと、ウォレットの取引が危険にさらされる可能性があります。
仮想通貨を送金する際には公開鍵がブロックチェーン上に記録されるため、攻撃者がこれらの鍵を集め、将来的に量子コンピューターで解読しようとするリスクがあるためです。
現在の段階で公開鍵を収集しておき、量子ハードウェアの進化を待ってから、ウォレット内の資金を狙う可能性があります。
既存のウォレットは公開鍵が露出する仕組みになっているため、この脅威を完全に防ぐのは難しいとされています。
そこでBMIC(BMIC)は、公開鍵をオンチェーンに表示しない量子耐性ウォレットを開発しました。
同社は、量子耐性アーキテクチャや隠し公開鍵など、4つの柱をもとに他社製品との差別化を図っています。
隠し公開鍵の技術にはERC-4337スマートアカウントを採用しており、公開鍵がブロックチェーン上に出ないため、攻撃者が収集できるデータそのものが存在しません。
そのため、量子コンピューターにとっても侵入の糸口がない状態を維持できます。
また、米国政府が採用予定のアルゴリズム基準も実装しており、従来の計算方式とポスト量子計算方式を組み合わせたハイブリッド署名によって、スムーズな移行を可能にしています。
BMICは企業レベルのセキュリティを備えているほか、ベンチャーキャピタルなどの支援も受けています。
さらに、スマートコントラクトの監査報告書も公開されており、現在は世界197カ国以上で展開されています。
ウォレットに加え、企業向けの量子セキュリティサービスも提供しており、金融、医療、政府機関など、規制の厳しい分野での活用が期待される状況です。
公開されたロードマップによると、2026年には機関向けの試験運用を予定。
現在は誰でも量子耐性保護のデモを体験できるため、BMICは単なる構想ではなく、すでに稼働しているシステムと言えるでしょう。
プレセール詳細と今後の展望

BMICのプレセールは、量子耐性エコシステムを構築するための資金基盤となります。
目標調達額は4,000万ユーロ(約68億円)で、最大50段階に分けて実施。
価格は需要に応じて調整される仕組みで、0.048485ドル(約7.6円)から段階的に上昇し、最終段階までに約20%の価格変動が見込まれています。
現在の価格は0.0521787ドル(約8.2円)で、調達額は53万ドル(約8,321万円)を超えています。
決済方法はイーサリアム(ETH)やステーブルコインのほか、クレジットカードなどにも対応。プレセール参加者は、トークン購入に使用したウォレットで強化機能を利用できます。
調達資金は、ウォレット開発や企業向けセキュリティインフラの構築、将来的な人工知能(AI)技術の研究開発などにも活用されます。
BMICトークンは、エコシステム全体へのアクセスとインセンティブの基盤となるもので、ウォレット機能の利用、ネットワークの安定化、将来的な計算クレジットなどに利用されます。
総供給量は15億枚に固定されており、ネットワークの利用拡大に伴って流通量が減少する仕組みを採用。
プレセールの段階が進むごとにトークン価格は上昇していくため、次の価格引き上げが近日中に行われる可能性もあります。
ウォレットの危機対策が重要度を増す中、BMICの仮想通貨プレセールへの参加は、資産を保護するための新たな選択肢と言えるでしょう。
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