ビットコイン、25年夏15万ドルに達する|アナリスト価格予測

暗号資産(仮想通貨)アナリストのピーター・ブラント氏は7日、ビットコイン(BTC)が強気相場および半減期のサイクルに入っており、2025年夏(8、9月)には1BTC=13万〜15万ドルに達すると予測した。
同氏は、1975年からチャート分析およびトレードを行う金融アナリスト。X(旧Twitter)のフォロワー数は、執筆時点で70万人を超えている。
2025年8月下旬〜9月上旬に高値を記録か
同氏の予測の裏付けとしてあるのは、ビットコインが「強気相場」と「半減期」のサイクルに入っていることが挙げられている。
最近のビットコイン価格は、過去7日間で毎日高値を更新しており、1BTC=9万ドル目前まで上昇している。
同氏によれば、BTC価格のピークは最高値を更新してから8~12ヶ月後にのみ起こっており、今回の上昇はビットコインが強気相場に入っていることを示しているという。
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また、2024年4月のビットコイン半減期の完了も、同氏の予測の根拠となっている。
ビットコイン半減期とは、BTCのマイニング(採掘)報酬が半分に削減される時期を指す。過去の半減期後には、ビットコインが強気相場に入る傾向が見られている。
今回のビットコイン半減期においても、過去の相場と同じ傾向が見られているという。
このような根拠から、次のビットコインの高値は2025年8月下旬〜9月上旬に記録すると予測した。
今後のビットコイン価格予測
同氏は、次のビットコインの高値が1BTC=13万〜15万ドルの範囲になる可能性があると予測した。理由としては、以下の点を挙げている。
- RSI(相対力指数):72の値であり、買い余力があることを示している。
- MACD(移動平均線収束拡散):2395の値であり、買いシグナルを示している。
- EMA(指数平滑移動平均線):短期および長期の両方でBTC価格以下となっており、上昇を続ける可能性があることを示している。
- レンジ(価格帯):7万8148ドル、9万554ドルに抵抗線があり、この抵抗線を越えれば13万ドル〜15万ドルが見える。
また、ビットコイン価格が下落した場合、7万3387ドル〜7万4670ドルのレンジで推移すると予測した。
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