現物型ビットコインETF、近日中に承認の可能性=報道
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米国のビットコイン(BTC)上場投資信託(ETF)についてこのほど、証券取引委員会(SEC)が申請企業との間で協議を進め、近日中に承認する可能性が出てきた。ロイターが8日、業界幹部の話として報じた。
現物型ビットコインETFが承認された場合、機関投資家をはじめとし、暗号資産(仮想通貨)市場への資金流入が加速すると見られている。現物型ビットコインETF承認の期待を背景に、ビットコインは直近30日間で23%上昇した。
現物型ビットコインETF、一斉承認の可能性も
をめぐっては、ブラックロック、グレイスケール、アーク・インベストメントなど資産運用大手13社が現在、米SECに申請中だ。ブラックロックとビットワイズは4日までに、同ETFの申請書(S-1フォーム)の修正版を提出。米SECはこれまで、ビットコイン現物ETFの申請を複数回延期されているが、今回、一斉承認に向けて準備を進めているのではないかとの憶測を呼んでいる。
米ブルームバーグのジェームズ・セイファートETFアナリストは2日、「現物型ビットコインETFは24年1月5日から10日、とりわけ同8日から10日にかけて承認される可能性が高い」との見解をX(旧ツイッター)に投稿している。
Window is officially Jan 5th to Jan 10th. Really this means that any potential approval orders are going to come on either Monday Jan 8, Tuesday Jan 9, or Wednesday Jan 10. Mark your calendars people. https://t.co/8ob8Y6pgU5
— James Seyffart (@JSeyff) December 1, 2023
現物型ビットコインETF、BTC関連の既存商品と共存可能
多くの暗号資産アナリストは現在、現物型ビットコインETFが承認された場合、先物型ビットコインETFやビットコイン・マイニング企業など、BTC関連企業が衰退する可能性を指摘している。
一方、米資産運用大手プロシェアーズのシメオン・ハイマングローバル投資ストラテジストは、現物型ビットコインETF承認後も、先物型ビットコインETFなど既存商品と「上手に共存するだろう」との見解を示している。プロシェアーズは21年10月、米国初の先物型ビットコインETF「プロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETF(BITO)」を上場している。
ビットコインは6日、年初来最高値を更新し、一時4万4000ドル台に達した。本稿執筆時時点のBTC価格は4万3502ドル。仮想通貨市場は24年、強気相場に突入するとの見方が強まっている。

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