バイナンス元CEO、ミームコインの現状に「奇妙」と苦言呈する

ミームコイン 仮想通貨
暗号資産ライター
暗号資産ライター
Takayuki Arasaki
筆者について

...

監修
暗号資産ジャーナリスト
Naoki Saito
筆者について

...

最終更新日: 
Cryptonewsを信頼する理由
Cryptonewsは、10年以上にわたる暗号資産(仮想通貨)の報道経験に裏付けされた、信頼に足る洞察を提供しています。経験豊富なジャーナリストやアナリストが、深い知識を駆使し、ブロックチェーン技術を実際に検証しています。厳格な編集ガイドラインを遵守し、仮想通貨プロジェクトについて、正確かつ公正な報道を徹底しています。長年の実績と質の高いジャーナリズムへの取り組みにより、Cryptonewsは暗号資産市場の信頼できる情報源となっています。会社概要も併せてご覧ください。
広告開示私たちは、読者の皆様に対し、完全な透明性を提供することを重要視しています。当サイトの一部のコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれており、これらのリンクを通じて発生した取引に基づき、当社が手数料を受け取る場合がございます。

大手仮想通貨取引所「バイナンス」のチャンポン・ジャオ元CEOは26日、自身のX(旧Twitter)で最近のミームコインの現状に対して苦言を呈する投稿をした

同氏は、最近のミームコインエコシステムの現状について「奇妙になってきている」と指摘し、その将来性に懸念を示した。

彼は自身の投稿を通じて、ただ面白さを追求するのではなく、本質的なブロックチェーンアプリケーションの構築に注力するようミームコイン開発者に呼びかけている。

ミームコインの急成長と持続可能性への懸念

2021年以降、ドージコイン(DOGE)やペペ(PEPE)などの動物をモチーフとしたミームコインが、実業家イーロン・マスク氏や仮想通貨コミュニティの熱烈な支持を背景に、仮想通貨市場で急速な成長を遂げてきた。

しかし、これらのプロジェクトは元々インターネット上のミームを起源としており、その価値を裏付ける実用性が欠けている点が指摘されている。そのため、ビットコインやイーサリアムといった主要コインと比較すると、長期的な持続可能性に対しては依然として懐疑的な声が多い。

一方で、ミームコイン市場は仮想通貨全体の中でも特に成長著しい分野となり、現在ではその市場全体の時価総額が1200億ドルを超える規模にまで拡大を遂げた。

さらに、アメリカ次期大統領にドナルド・トランプ氏が再選され、彼と親交のあるマスク氏が新設される「政府効率化省(DOGE省)」の長官に就任することが決定するなど、ミームコイン市場に追い風となる動きが続いている。

今回のジャオ氏の投稿は、こうしたミームコインの成長とその持続可能性に対する疑問を提起する形となった。

実用性に欠けるミームコインへの警鐘

ジャオ氏はミームコインの存在自体を否定しているわけではない。しかし、現在のミームコイン市場には、ブロックチェーンの本質的な価値や実用性を伴わないプロジェクトが数多く存在することも事実だ。同氏の今回の発言は、そのようなミームコインに対する警鐘として受け止めることができる。

市場が拡大する中で、価値を持たないプロジェクトが乱立している現状に対し苦言を呈した彼の投稿は、ミームコイン開発者にとって重要な警告として大きな反響を呼んでいる。

Logo

Cryptonewsを信頼する理由

200万人+
月間読者数
250+
ガイド、レビュー記事
8年
サイト運営年数
約70人
国際的な編集チーム
editors
+ 66人

注目のICOコイン

先行販売中の注目トークンをチェック ── 今が狙い目の有望銘柄も。

マーケットキャップ

  • 7d
  • 1m
  • 1y
Market Cap
$3,738,630,292,808
8.66
トレンドの仮想通貨

注目記事

ビットコインニュース
テスラ社、ビットコイン保有高13億ドル超に急増|高値更新受け
Naoki Saito
Naoki Saito
2025-07-11 11:09:08
Industry Talk
ローンチ3日で82%高騰|ビットコイン連動のミームコイン
Eiji M.
Eiji M.
2025-07-11 07:30:00
Crypto News in numbers
editors
筆者リスト + 66人
200万人+
月間読者数
250+
ガイド、レビュー記事
8年
サイト運営年数
約70人
国際的な編集チーム