バイナンス、ユーザー数が2億人突破|アーリーマジョリティの時代に
大手暗号資産(仮想通貨)取引所であるバイナンスは8日、全世界のユーザー数が2億人を突破したことを発表した。
さらに同社は、ユーザー数10億人(世界の8人に1人)を獲得するという次の目標を宣伝した。
同社のユーザー数は、1億人から2億人に増えるまでに2年2ヶ月かかったという。
「アーリーアダプター」から「アーリーマジョリティ」の時代に
この結果を受け、同社のリチャード・テンCEOはこのほど、仮想通貨業界が「アーリーアダプター」から「アーリーマジョリティ」の時代に移行したと述べた。
また、同社は今後、金融サービスへのアクセスの支援やイノベーションの促進に向けた取り組みを先導していくという。
同氏は2023年11月、バイナンスのチャンポン・ジャオ前CEOに代わり、地域市場責任者からCEOに就任した。
バイナンスのチャンポン・ジャオ前CEOは2023年11月、米国証券取引委員会(SEC)との和解の一環として重罪容疑を認め、和解金として43億ドルを支払うことに同意した。
そこでは、3年間バイナンスでの役職に就くことを禁じられ、バイナンスのCEOを辞任した。
また4月には、米国のマネーロンダリング法に違反した罪で懲役4ヶ月の刑が下された。
バイナンスコインが最高値更新
同社が発行する仮想通貨であるBNBトークンは6日、史上最高値である720ドルを記録した。
仮想通貨市場が全体的に上昇したことや、ローンチプールやメガドロップなどのトークンの上場プログラムの人気の増加によってトークン需要も増加したことが要因と考えられている。
それに伴い、同トークンをネイティブトークンとして採用するBNBチェーンはこのほど、預かり資産やアクティブユーザー数が増加している。
同トークンは、バイナンスジャパン、ビットバンク、MEXCなどの幅広い仮想通貨取引所で購入可能となっている。
バイナンスコインBNB、史上最高値を記録|オンチェーン活動も増加
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