米初のXRP現物ETF、トロント証券取引所に上場|カナダ先行

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デジタル資産運用会社の3iQは18日、北米初となるリップル(XRP)の現物ETFをトロント証券取引所に上場した

このETFは、カナダドル建てのXRPQと米ドル建てのXRPQ.Uの2つのティッカーで取引される。

これにより、時価総額で4番目に大きい暗号資産(仮想通貨)であるXRPは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)に続き、ETFへのアクセスが可能となった。

北米初リップル現物ETFのXRPQの詳細

このファンドは、物理的なXRPを保有することで、価格への直接的なエクスポージャーを提供する。

XRPは規制された取引所や店頭デスクから調達され、ハッキングリスクを軽減するため、分離されたコールドストレージで安全に保管される。

特筆すべきは、最初の6ヶ月間は管理手数料を0%に設定している点であり、他のデジタル資産ファンドに対する競争上の優位性を生み出している。

また、XRPの開発を主導するリップル社が初期投資家として参加しており、機関投資家からの信頼を示している。

このETFの登場により、カナダおよび海外の投資家は、自身でウォレットを管理する必要なく、規制された形でXRPを保有する手段を得ることになる。

カナダの規制環境が追い風に

今回のETF承認の背景には、カナダの好意的な規制環境がある。

一方、米国ではリップル社と米SECとの法的な争いが続いており、XRP関連のETF承認は遅れている。

このETFは、秘密鍵の管理を避けつつ、コンプライアンスに準拠した形でXRPを保有したいという機関投資家の需要の高まりに応えるものだ。

このETFが将来のリップル普及を促進する触媒となる。

同様の動きは、市場を牽引するビットコインでも見られており、機関投資家の参入が加速している。

ETFのデビューにもかかわらず、XRPの価格は市場全体のセンチメントや法的な不確実性から、反応は限定的だった。

しかし、この上場は他の仮想通貨が規制された市場アクセスを目指す上での先例となり、デジタル資産分野におけるカナダの主導的な立場を浮き彫りにした。

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