36種のAIが選んだ仮想通貨おすすめとは?|法定通貨はゼロ

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非党派の研究機関であるビットコイン・ポリシー・インスティテュートは3日、自律的な経済エージェントとして動作するAIモデルが通貨をどう選択するかを調べた研究を発表した。

ビットコインが最多、法定通貨を選んだAIはゼロ

この研究では、アンソロピック、ディープシーク、グーグル、ミニマックス、オープンAI、xAIの6社が提供する36のフロンティアAIモデルを対象に、9,072件の制御実験を実施した。

実験は特定の通貨を誘導しない中立的な設計で、取引・価値保存・計算単位・決済という複数の機能シナリオにわたってAIエージェントの選好を検証した。

結果は明確だった。ビットコイン(BTC)が全回答の48.3%を占めてトップとなり、ステーブルコインが33.2%で続いた。

36モデルのうち22モデルが、耐久性と主権の最適化を求められた際にビットコインをおすすめ仮想通貨とした。

最も注目すべき点は、法定通貨を最優先に選んだモデルが1つも存在しなかったことだ。全回答の90%超がデジタルネイティブな通貨を支持した。

提供企業ごとの差異も顕著だった。アンソロピックのモデル群は平均68%のビットコイン選好率を示した一方、オープンAIのモデル群は26%にとどまった。

個別モデルでは、アンソロピックのクロード・オーパス4.5が91.3%という最高値を記録し、オープンAIのGPT-5.2は18.3%と最低水準だった。

モデルの能力が高まるほど選好率が上昇する傾向も確認されており、通貨に関する推論がモデルの知性・学習データ・アライメント手法の組み合わせによって形成されることを示している。

長期シナリオでは79%超、AIが示す新たな価値観

価値保存機能を検証する長期シナリオでは、ビットコインへの支持がさらに高まり、79.1%に達した。これは全テストカテゴリの中で最も顕著な偏りだ。

特定の国の金融政策に左右されない資産をAIエージェントが志向していることを示唆している。

さらに興味深い発見もあった。一部のAIモデルは、既存の通貨を選ぶだけでなく、独自の発想で新たな通貨概念を提案した。

プロンプトによる誘導なしに、86件の回答がキロワット時やGPU時間といったエネルギー・計算資源を商品やサービスの価格付けに用いる代替単位として独立して提案した。

AIの価値に関する推論が、既存の選択肢の比較を超えて、まったく新しい通貨の枠組みを構想する段階に達していることを示している。

研究者たちは、今回の9,072件の実験はあくまで制御されたシミュレーションであり、実際の資本運用を反映するものではないと強調している。

ただし、先進的なAIシステムが通貨システムをどう評価するかについての実証データを提供するものだとしている。

研究の知見は、自律的なAIエージェントが将来の通貨ネットワークにおける重要な参加者となるにつれ、エージェント向けビットコイン決済インフラ、セルフカストディソリューション、ライトニングネットワーク統合への需要が高まることを示している。

ビットコインの進化を加速するレイヤー2の仮想通貨おすすめ

今回の研究が示すように、AIエージェントがビットコインを圧倒的に支持する背景には、その耐久性や主権性への高い評価がある。

一方で、ビットコイン自体が抱えるトランザクション速度の遅さや手数料の高さという課題も広く認識されている。

そうした課題を解決しようとするプロジェクトとして、現在注目を集めているのがBitcoin Hyper(HYPER)だ。

ビットコインハイパー

Bitcoin HyperはビットコインのブロックチェーンをベースとしたLayer 2スケーリングソリューションで、ソラナ・バーチャル・マシン(SVM)アーキテクチャを活用することで、ビットコイン水準のセキュリティを維持しながら高速かつ低コストなトランザクションを実現している。

ゼロ知識(ZK)証明を用いてオフチェーンでトランザクションを処理し、ビットコインのメインネット上で決済するという仕組みにより、プライバシーと効率性を両立させている。

HYPERはビットコインの価値保存機能を補完する形で、DeFi機能、ステーキング、クロスチェーン相互運用性といった実用的な機能を提供している。

ステーキングによる年率8〜10%の利回りは、単なる投機的な取引を超えた実用性を持つ点で評価されている。

暗号資産アナリストのジェームソン・ロップはCoinDesk誌のインタビューで「Bitcoin Hyperのようなプロジェクトは、ビットコインの価値保存としての地位と日常的な使いやすさの橋渡しをする上で不可欠だ」と述べており、ビットコインの主流採用を後押しする存在として位置づけられている。

2025年5月に仮想通貨プレセールを開始したHYPERは、これまでに3,100万ドル以上の資金調達を達成している。

現在の価格は1トークンあたり5ドルとなっている。

Delphi Digitalの2026年レポートでは、HYPERのようなLayer 2ソリューションがビットコインのトランザクション量の20%を取り込む可能性があるとされており、採用が加速した場合には2027年までに15〜20ドルへの価格上昇が予測されている。

AIエージェントがビットコインを未来の通貨として選び続ける中、そのビットコインをより実用的で高速なものへと進化させるBitcoin Hyperは、ビットコインの次のステージを担うプロジェクトとして注目に値する。

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