メタプラネット、ビットコイン追加購入|総保有額16,352BTCに

東証上場の投資会社メタプラネットは14日、797 BTC(ビットコイン)を追加取得したと発表した。購入額は約9,360万ドル(約138億円)に上る。
今回の取得により、同社のビットコイン総保有量は16,352 BTCとなり、現在の市場価格で約16億4,000万ドル(約2,411億円)相当に達した。1BTCあたりの平均取得価格は約10万191ドル(約1,473万円)となる。
メタプラネットのサイモン・ゲロヴィッチCEOはSNSを通じてこの取引を報告した。同氏は過去1週間で3,002 BTC、過去1ヶ月で7,464 BTCを追加したことを明らかにした。
同社はその積極的なビットコイン購入戦略から「日本版ストラテジー」として知られている。
ビットコイン最高値更新と機関投資家の動向
今回の購入は、ビットコインが同日に過去最高値となる12万1,209ドルを記録した中で行われた。市場の強気なセンチメントが機関投資家の関心を高めている。
ビットコインの時価総額は2兆4,000億ドル(約352兆8,000億円)を超え、アマゾンやアルファベットを上回った。
メタプラネットの動きは、企業財務の新たな潮流と一致する。米国ではブラックロックやフィデリティといった大手企業が仮想通貨へのエクスポージャーを拡大しており、ETFへの資金流入や規制面の楽観的な見方がこれを後押ししている。
アナリストはメタプラネットの株価について50%の上昇余地を見込み、目標株価を2,400円と設定している。このような機関投資家の参入は、ビットコインETFとは何かという市場の理解を深める一因ともなっている。
企業戦略の中核としてのビットコイン
2024年12月以降、メタプラネットはビットコインの財務管理を中核事業に据えている。この戦略は資本市場からの資金調達と事業収益によって支えられている。
同社が公表した業績指標によると、2025年の年初来ビットコイン利回りは435.9%に達した。また、2025年7月1日から14日までの期間では19.4%の利回りを報告しており、ビットコインの保有戦略が大きなリターンを生んでいることを示している。
一部では2027年までに21万BTCの保有を目指すとの観測もあるが、今回の発表ではこの目標について明確な言及はなかった。メタプラネットの積極的な姿勢は、企業戦略におけるビットコインの重要性が高まっていることを示している。