イーサリアムETF、過去最高の約5000億円の資金流入を記録
広告開示
私たちは、読者の皆様に対し、完全な透明性を提供することを重要視しています。当サイトの一部のコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれており、これらのリンクを通じて発生した取引に基づき、当社が手数料を受け取る場合がございます。
米国の大手資産運用会社ブラックロックは29日、同社のイーサリアム(ETH)上場投資信託」(ETF)が2億5040万ドル(約3750億円)の資金流入を記録した。
これにより米国のイーサリアム現物ETF全体で単日3億3290万ドル(約4985億円)の資金流入となり過去最高を更新した。
ブラックロックETFの躍進
ETFストア社のネイト・ジェラシー社長によると、ブラックロックのiSharesイーサリアムトラスト(ETHA)は7月23日の上場以来、20億ドル(約2995億円)を超える資金を集めている。
この資金流入は暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の価格上昇と同期しており、29日には前日比1.88%上昇の3662ドル(約54万8500円)を記録した。
イーサETFがビットコンETFを初めて上回る
注目すべきは同日のビットコン(BTC)ETFの資金流入額が3億2000万ドル(約4793億円)となり、イーサリアムETFが初めてビットコンETFを上回ったことだ。
Today was the largest ETH ETF inflow day since inception. ETH saw larger $ inflows than BTC. Single day inflow near 10 bps the entire market cap or ETH.
Don’t midcurve it, alt rotation has begun last week and wallstreet is officially joining the fun. https://t.co/tbBv2pJG3P
— Felix Hartmann (@FelixOHartmann) November 30, 2024
ハートマンキャピタルのフェリックス・ハートマン創業者は機関投資家のオルトコイン投資への関心の高まりを指摘している。
11月22日から27日の期間においても、イーサリアムETFは2億2490万ドル(約3368億円)の純流入を記録。一方、ビットコンETFは25日の資金流出の影響で3520万ドル(約527億円)にとどまった。
イーサリアムエコシステムの拡大
同時期にイーサリアムは、テザー(USDT)発行量でトロン(TRX)を上回り 首位に返り咲いた。イーサリアム上のUSDT供給量は603億ドル(約9億300億円)に達し、2022年8月以来の最高水準を記録している。
金融機関による米ドル担保資産のトークン化の増加により、イーサリアムの優位性が高まっている。テザーは11月21日にイーサリアム上で20億ドル(約2995億円)のUSDTを新規発行し、トロン上の10億ドル(約1497億円)を大きく上回った。
市場関係者からは機関投資家の参入が本格化しているとの見方が強まっており、今後も資金流入が継続するとの期待が高まっている。
最先端の仮想通貨ウォレット






